「独立してよかったです!」とみんな言っていますよ

 

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これまで200名近い美容師さんの独立をサポートしてきた理美容室専門の工務店「建築のスマイルサービス」。今回は同社社長の橋本さんから、独立を考えている美容師さんへアドバイスをいただきました。「ここだけの話」もあるのでぜひ参考に!

 


 

①何はともあれ、お金がなければ始まらない!

 

これまで10年以上、理美容室に特化した工務店で、美容師さんの独立を支援してきました。独立のお手伝いをしたくても、お金がなければ工事に着手できません。ですから、私は自ら「独立開業セミナー」を開催し、開業資金を作るためのアドバイスをするところから始めています。

 

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当社に来られる方の9割以上が、開業資金を集めるために、何かしらの融資制度を利用しています。そのうち最も割合が大きいのは「日本政策金融公庫(日本公庫)」です。今回は日本公庫から融資を受ける場合に絞ってお話させていただきます。

 

日本公庫から融資を得られる額は、自己資金の倍が相場です。自己資金とは独立のためにコツコツと貯めた「返済義務のないお金(生前贈与などで得たお金も含む)」を指します。

 

例えば、自己資金が100万円の場合は200万円の融資を得られるので、300万円が開業資金となります。自己資金が200万円の場合は、400万円融資されるので合計で600万円、300万円の場合は600万円融資されて合計で900万円となります。開業資金が300万円と900万円では、できることが全く違ってきますよね。

 

だからまずは、自己資金を増やすことが大事です。ちなみに、「独立開業セミナー」では、これに加えて営業に必要な「運転資金をどう確保するか」「審査に通りやすい事業計画の書き方」などもアドバイスしていますよ。

 

②貯金と同じくらい「支払い」が大切です!

 

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日本公庫の財源は税金です。税金を払っていないのにそこからお金を借りようというのは、ちょっと虫がよすぎますよね。税金の支払いを会社に任せている場合は心配ないかもしれませんが、住民税を自分で支払っていて滞納している場合は、融資を受けにくくなります。当社に来られる方のなかには、「未納分は分割で支払っているから大丈夫」という人もいますが、滞納している時点で、信用は失われているのです。

 

これは明確に謳われていることではありませんが、公共料金の支払いが滞っている人も、融資が通らない可能性があります。一人暮らしをしていてお金がないときは、公共料金の支払いを後回しにしがちですが、月々1万円程度の支払いもきちっとできない人に、何百万円も融資したら、焦げ付く確率が高いと判断するのでしょう。

 

納付書の期限を過ぎてからコンビニで払うのも滞納と同じです。だから、払い忘れないように口座振替にしておくことをお勧めします。

 

 

>閉店するお店には傾向がある!?

 

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