「酒と美容師と本音 後編」 -耳を疑う衝撃事実&意外にマジメな結婚願望 美容師目線のあんなことやこんなこと-

実はピュア?真面目な恋バナここにあり

 

—また話が変わりますが、今までの経験上、恋愛が仕事を左右することなどはありましたか?

 

C「僕、出ちゃうんですよね…よくないのは分かっているんですけど」

 

B「たしかに。仕事に支障がでちゃうとダメだよね」

 

A「でも基本的にはお客さまからすぐバレるとかではないレベルじゃない?」

 

C「そうかも」

 

A「僕の場合、なにか問題があったときとは、仕事面ではいいように働くんですよね。嫌だったことを考えないようにするために仕事に没頭できたり、お客さまと多く話したりっていう。仕事中がプライベートを忘れられる唯一の時間ということもありますし。仕事が終わったときは『はぁ…』って落ち込むこともありますけど、お客さまと話して救われていることも多い気がしてます」

 

B「真面目かっ(笑)」

 

A「うるせぇよ(笑)」

 

—でも、すごいですね。プロ意識じゃないですか。みなさん彼女がいるとのことでしたが、結婚については考えたりすんですか?

 

ABC「リアルなところだわ〜(笑)」

 

—リアルなところが聞きたいです(笑)

 

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最初のおもしろトークから一転、本音モードに突入しはじめる…。

 

A「やっぱり僕らくらいの歳になると考えるようになりますよね。売り上げが大事ということもあって、これくらいまで売り上げが上がったら結婚してもいいかもな。みたいなことを最近は考えるようになったかも」

 

—前の彼女と今の彼女との違いで心境が変わってきたわけではない?

 

A「彼女の違いとかではなく、自分たちが歳をとったせいです(笑)。そろそろそういうことも考えないとな〜みたいな。僕は結婚したいです(照)」

 

—おぉ~! ゴールは目前かもしれませんね

 

A「でも、みんな考えていることだと思いますよ?歳も歳だし…」

 

B「周りからも言われるよね(笑)」

 

A「そうそう」

 

B「僕とかだと、彼女と付き合って長いということもあってみんなから言われるんですよ。『いつなの?』みたいな。自分でもいつなんだろ?とか考えているんですけどね」

 

—彼女さんとはどれくらいお付き合いされているんですか?

 

B「かれこれ10年ですね。中学校から付き合っているので。今更別れてバイバイとかも違うな〜と思っているんですが、結婚するかっていったら、『もうちょい待って!』みたいな。個人的には30歳くらいで結婚したいんですよ」

 

A「わかる~」

 

B「でも僕はAの立場だったら結婚している気がするんです。アシスタントである僕の状況だと金銭的にもキツい部分があるのかなと思ったり。でも、いろいろ考えるとそういうのも関係ないのかな? とも感じるときはあります。結婚したからもっとがんばれる。とかもありそうですしね」

 

—おぉ〜真面目な人に見えてきました(笑)

 

B「そりゃそうですよ!!(笑)結婚となったら真面目じゃなきゃ!」

 

—すいません(笑)。さっきまで変なことばっかりしゃべっていたので。やっぱり、結婚の話は面白いですね。

 

B「誰もがそこに対しては真面目に考えてますからね」

 

一同「うんうん」

 

C「でも、女の人はお金が重要って言いますよね…。実際どう思います?」

 

—いやいや、お金だけではないですよ!

 

B「本当ですか~?」

 

A「そこで気になるところがあるんですよ。最低限のお金があればいいって、よく言うじゃないですか。その最低限のラインって人によって違うので、どのラインだよって。最低ラインの年収で300万の人もいれば600万の人もいますよね?でもそのお金のところを突っ込まれたら、やっぱり職業柄どうしようもないなって…。美容師ってやればやるほどお金は入りますけど、安定はしないので普通の会社員と比べるとそこが難しい気がしていて。そういうお金じゃないところを見てくれる人とは付き合えますけど、現実的にお金を見られてしまうとやっぱりそういう人とは付き合えないですよね」

 

C「女性のそういうところ嫌だよな~」

 

—でも人によるんじゃないですか?生き方を重視する人もいますし。

 

A「そうですね。だから近い職種の人と結婚する人が多いのかもしれません。アパレルとかの職種の人とは価値観も近いので、付き合うことも多いですし」

 

—うんうん。わかります。価値観が一緒というのは大事だと思います。感じることが合わない人と一緒にいても何も生まれないですしね。

 

ABC「その通りです」

 

B「なにか求めているところが根本的に違かったりしますもんね。普通の会社員の人の話とか聞いていると、普段仕事ではやりたくないことやっているけど、土日の休みの日に好きなことやれるからそのためにがんばるとか。僕たちは、どちらかというと仕事と休みの区分けがそこまでなく、休みの日とかは少ないけど 好きなことをずっとやれているっていう感覚はあるし」

 

—なるほど。仕事に対する考え方の違いもありますね。

 

ABC「(一同頷く)」

 

—とても貴重なお話を聞けて楽しかったです。また、是非聞かせてください。

 

B「もうこれ以上はご勘弁を(笑)」

 

一同「あははははっ」

 

 

美容師さんのお客さまに対する秘めたる本音。いかがでしたか?想像している以上にいろいろな話を聞けました。美容師同士だからこそ分かり合える会話に、頷ける部分も数多くあったのではないでしょうか。

 

さまざまな人に出会う美容師生活の中で起きるハプニング話は尽きることなさそうですね。

 

 

「酒と美容室と本音 前編」はこちらから→「酒と美容師と本音 前編」-モデルさんやお客さまとムフフな関係…言えなかった事実を現役美容師が大暴露!-

 

<ロケーション>

桜丘カフェ

東京都渋谷区桜丘町23-3 篠田ビル1F

TEL. 03-5728-3242

OPEN. 8:00~28:00(平日)11:30~24:00(日・連休最終日)

 

 (取材・文/QJナビ編集部)

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