ブラジルとパラグアイとの国境に位置するプエルトイグアスはとてもとても小さな街です。

そこからバスに乗り観光客はイグアスの滝を見に行くわけです。

実際に見た感想は圧巻の一言。世界最大と言われるのも納得です。

滝の上から見下ろす形になる「悪魔の喉笛」と呼ばれる場所に立つと水しぶきでまるで大雨の時のような勢いで濡れます。びしょ濡れです（笑）

とにかく迫力がすごいイグアスの滝なんですが、入場料と別料金を払えば滝に突っ込むボートツアーなどもありました。ですが、僕は泳げないので万が一の事態に備えてやめときました。（笑）

滝を見に行く途中、前から日本人が歩いてきました。あれ？なんか見たことが…と思いつつ歩いていたら、なんと数ヶ月前に別の国で出会った友人だったのです。

その友人が「ここで髪を切ってくれ」と言い出したので、滝の近くで濡れなそうな場所を探して少しだけカットをしました。

最後に少しだけアルゼンチンで人気のヘアスタイルについて書きます。

サッカー大国のアルゼンチン。マラドーナも有名ですが、メッシも超有名な選手ですよね。街を歩く若者を見ると、メッシのようにサイドが短くトップが少しだけ長いヘアスタイルをしてる人が多かったです。

僕が実際カットした人のなかでも「メッシにして！」とオーダーをする人がいました。それだけ影響力があるということなんでしょうね。かつてのベッカムヘアのようにメッシヘアなるものがブームになるかもしれません。…わかりませんが（笑）

そういえば余談ですが、イグアスの滝で右手をハチに刺されまして、手が腫れすぎてクリームパンみたいになってしまいました。おかげでハサミを握っても指がうまく動かず一週間ほど休養するはめに…。

最後はそんな感じでアルゼンチンを去り、また次の国へと向かいました。みなさんもハチには気をつけてください（笑）

次回は、インターネットのない国社会主義国“キューバ”を紹介します。お楽しみに！

プロフィール

旅人美容師

桑原 淳　（くわばら じゅん）

山梨県出身。幼いころのからの「東京の一等地で美容師になる」夢を叶えるため、18歳で上京。日本美容専門学校卒業後は、都内2店舗で経験。「たった一度の人生だから！」という思いから、2014年3月にサロンを退社し、世界一周をして1,000人ヘアカットをする旅に出ている。

blog⇒http://junkuwabara.com/

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（撮影・文／桑原 淳）