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大阪府

“個”を伸ばし、しなやかな会社づくりへ。美容師としての仕事の楽しさを再認識させる。

株式会社K-t woエフェクト 代表
塚本 繁

ル・トーア東亜美容専門学校


スタッフのモチベーションは不安を取り除き、楽しさを思い出させることで維持させる

「美容師とはそもそもどんな職業であったのかを考え直す機会になりました」

東京をはじめ、名古屋、京都、大阪、兵庫の五都市で展開するブランドサロンK-twoの代表の塚本に、このコロナ禍で感じたことを聞いた時の返事だ。

「デザインももちろん必要不可欠な要素ですが、美容師の〝師〟は医師の師と同じ。公衆衛生を守る職業という意識を改めて持ち直しましたね」

大手サロンであるK-twoでたくさんのスタッフを束ねる塚本。サロンを再開した時にまず行ったのは、サロンの衛生管理を徹底することだった。働くスタッフ、さらにその家族など近しい人物を不安にさせないことも急務だと感じた。

「人の考え方の違いが浮き彫りになったことを肌で感じました。そのために会社全体でどうするか、やはり感染させないという姿勢を見せることでした」

サロン再開後、しばらくしてたくさんのお客さまが来店してくれた。その中で美容師という職業が存在する意義や、美容は人々にとって必要なものだと再確認したと感慨深げに話す。またそれはスタッフも同様に思っていたと感じると言う。

スタッフのモチベーション維持に取り入れたことの一つで作品撮りもあげてくれた。

「スタッフにどんなことを学びたいか?をヒアリングしたら、『ヘア写真をうまく撮りたい』という意見が多かった」

そこでモデルを呼び、若手に一からスタイルを作らせて作品撮りを実施。先輩から上手な撮影方法を教わったりする機会を設けたところ、想像以上のモチベーションアップの施策になった。

 

自分は何者なのか、やるべきことは自分の中にある

コロナ禍で、塚本は自分が何者になりたいのかを振り返ることがあったという。

「自分は何に本腰を入れたいのか、現場にずっと立ち続けるのかなどを改めて考えていました。そうすると今やるべきこと、これから準備することが明確になってきましたね」

この作業はこれから就職をする学生にもやってもらいたいと塚本は言う。先が見えにくい世の中、迷いが出てきてしまいがちだが、自分が何者になりたいのかを追求すると、今何をすべきかが見えてくる。毎日頑張ることが一つでもあると、それが自分の基礎体力となり、結果も自ずとついてきやすい。

「どんな小さなことでもやり続けることで自信にもなる。その時、周りの評価を気にせず、コツコツ自分の思った通りにやり抜く忍耐力も備わると、社会人になった時に伸びる人材になりうる」

創業30年を迎えたK-twoは、さらなる飛躍のため、2020年は〝基盤づくり〟をテーマにしていた。この事態で先行きは不透明になっているが、〝個〟の力を尊重しながら個性のある人材が揃ったサロン作りをしたいと塚本は語る。

「フットワーク軽く動ける会社づくりを目指す」

そのために実験的に行っている一つの施策が、個人の外部の仕事を許可することだ。

 

フットワーク軽く、柔軟性を持ち、魅力的な社員を増やしていく

「サブワークをすると、美容師の仕事に影響が出ると思われがちですが、例えば何年も勤めた弊社スタッフと色々話をしたら、ブライダルの仕事をしたいというので、そのような仕事環境を整えたところ、いい刺激になり、結果的に美容師の仕事にもハリが出てるみたいなんです」

ゼロか100かではなく、美容師を続けながらできることもたくさんある。そこでやりがいを見つければいい循環が生まれ、サロンにも活気が生まれると考えている。

「どんな人にでも人生を悩むタイミングがある。その時にお店の中で素敵な思い出の方がたくさんあったり、やりがいが増えたりすると頑張れるじゃないですか。その場を提供するのが会社の役割」

創業30年の節目に訪れた未曾有の事態だが、悲壮感はあまり感じられない。スタッフを楽しませる新たな仕掛けが生まれる予感を感じさせた。

ヘアショーの一コマ(武道館)

奥にラウンジのある明るい店内。飲み物をサーヴしてくつろいだ中での施術を提供しています。

中央通りに面した窓にはファッショナブルな雑誌やデジタルBOOKもたくさん。

会社概要

会社名
株式会社K-t woエフェクト
電話番号
0120-74-2109
WEBサイトURL
http://www.k-two.jp/
担当
堀田
住所
〒542-0086
大阪府大阪市中央区西心斎橋2-4-2
難波日興ビルディング3F
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