副店長がよければサロンは元気だ! 心斎橋と梅田2サロンを支える小林謙悟さんの魅力

2019.08.15

 

副店長とは何者なのか。その答えを教えてくれるのが、全国に展開するトレンドサロンlittleの心斎橋店と梅田店の2サロンで副店長を務める小林謙悟さん。店長の右腕として共に悩みながらスタッフたちをサポートする仕事ぶり、そして新店舗の立ち上げに深く関わるなど、主役以上に輝く名脇役の魅力をご紹介します。

 


 

副店長次第で、サロンの雰囲気は変わる。

 

関西を中心に多店舗展開するサロンで8年間働きましたが、自分の店を持つビジョンが描けなくて悩んでいました。そんなときに、学生時代の友人の紹介でanemoneのオーナーと話す機会をいただきました。その話し合いで自分がしたいことをどうすればできるかが見え、anemoneへの参加を決めました。はじめは紹介してくれた友人が店長をつとめるサロン「little SHINSAIBASHI」にスタイリストとして入り、一年後には副店長としてサロンを支えるようになりました。

 

副店長は何をするのか意外と知られていないと思います。店舗によって異なるかもしれませんが、僕の場合は決裁権をもたないけれどサロン運営に関するすべてを店長と共に考え実践してきました。さらに、中間管理職として店長とスタッフの間に立つことも大事な仕事です。経営を任される店長は数字をとても気にします。でも、現場には現場ならではの都合があります。両者に言い分があり、どちらかが間違っているわけではないので摩擦が起きやすいんです。そこで副店長の僕が両者を上手につなげなければいけません。店長の想いをスタッフに伝えるときは一人ひとりの性格や個性が違うため、どう伝えればやる気を出して取り組んでくれるかを配慮しながら対応しています。また、スタッフからの不満や悩みを吸い上げ、店長と共有します。共に改善策を練り、スタッフが気持ちよく働ける環境づくりを目指します。こうして店長とスタッフを上手につなぐことでサロン内の雰囲気はよくなっていくんです。副店長にはコミュニケーション力や柔軟性などのスキルが求められますが、僕はみんなから「信頼」される人になることを意識しています。

 

新店舗オープンは苦労と喜びの連続でした。

 

 

副店長の仕事はやりがいがありますし、面白いですね。今年の6月にオープンしたlittle Lulu Umedaは、立ち上げの段階から店長と店づくりを考えました。サロン名からロゴデザイン、立地、空間のコンセプトや動線まで、すべてを互いにアイデアを出し合いながら決めました。サロンが完成し、オープンしたときは自分の店のようにうれしかったのを覚えています。が、同時にこれから店を繁栄させなければならないというプレッシャーも感じました。

 

店づくりで苦労したことは、全部です(笑)。でも、全部が楽しかったことでもあります。立地探しはいくつもの物件を見て回り、この場所に出会ったときは「ここしかない!」と思いました。店長はまだ迷っていたので、「梅田駅が徒歩圏内だし、周辺にマンションが増えているので幅広い層のお客さまが集まるはず」と背中を強く押した結果、契約することに。サロンづくりで僕がこだわったのは“鏡の位置”。最初はエントランスから見て縦に2列を並べる案でしたが、サロンに開放感を出したくて横1列にして表裏で使う案が採用されました。照明や小物などディテールにも気を遣いましたが、サロンは今が完成ではなくこれからお客さまと共に作り上げていくものなので、どんどん進化していくはずです。

 

副店長は決裁権がないので責任がないと思われがちですが、そんなことはありません。数字の面もちゃんと把握していますし、売上げにもシビアになります。でも、現場の雰囲気も常に考えなければならないので、バランスが大切です。ポイントは、店長とスタッフのちょうど中間にいること。どちらかに偏りすぎるとそこから問題が生じる可能性があるので、あくまで中立でいます。見方によっては店長とスタッフの両方をコントロールするため、副店長は元気なサロンにとって欠かせない存在です。

 

経営者になっても思いやりを大切にしたい。

 

 

オープンして1週間が過ぎ、順調な滑り出しにほっとしています。立地選びが正解でしたし、心斎橋のお客さまも顔を出してくれています。継続することが大変なので、さらに気を引き締めていきたいですね。

 

僕は今、little Lulu Umedaとlittle SHINSAIBASHIの両方で副店長をしています。実は梅田店がオープンするにあたり、オーナーから心斎橋店の店長にならないかと打診があったんです。でも、新規オープンに深く関わりたい想いもありましたし、友人である店長からも「副店長としてサポートしてほしい」と頼まれ、両方の副店長になることで落ち着きました。週の半分ずつで梅田と心斎橋を行ききしていますが、店長はlittle Lulu Umedに常駐のため、little SHINSAIBASHIにいるときは店長のような意識でいます。anemoneにきて3年経つので、そろそろフランチャイズで自分の店を構えようかと考えています。もしかしたら店長という肩書きを経験せずに独立するかもしれませんが、店長の役割を一番近くで見てきたし、共にサロンを動かしてきたのできっと大丈夫です(笑)。

 

今の自分がいるのも、将来に向けて順調に進めているのも、副店長という役割を大切にしてきたからだと思います。経営の勉強はこれからですが、お金の流れは常に見てきたので無知ではありません。何より、人間関係の築き方については色々と経験することができました。どんな仕事でも主役は人です。サロンの空気をつくるのも人。オーナーになっても副店長で学んだ一人ひとりへの思いやりを忘れずにいることが、成功の秘訣だと感じています。

 

 

プロフィール
little Lulu Umeda 小林 謙悟(コバヤシ ケンゴ)

福井県出身。ル・トーア東亜美容専門学校卒。関西の人気店でスタイリストとして活躍後、anemoneに入社。梅田店の新規オープンに関わり、現在は2つのサロンで副店長を兼任。確かな技術と思いやりのある接客で、高いリピート率を誇る。

 

 

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