東京・福岡・広島と次々に出店を手がけるマネージャーの仕事とは?

2019.09.25

 

「リーズナブルなのに満足のいくスタイルを作ってくれる」と客足が絶えない「little harajuku(リトル原宿)」で、今回は入店5年目の清水允(しみず まこと)さんをインタビュー。

 

郊外店、有名店、海外勤務など幅広い経験を積んできた中で、今の環境が一番自分らしく働けているそう。これまでの経緯や、原宿でサロンワークをしながらマネージャーとして地方の店舗を統括するやりがいなどについて、お話を伺ってきました。

 


 

荒波を越えてたどり着いた、自分らしく働ける場所

 

最初に入社したのは神奈川県の人気店でした。どうしても入りたい都内の有名店に落ちてしまったので、1年後にもう一度挑戦するため、1年限定で働くと決めていました。絶対にデビューしてから退社したかったので、同期70人中、真っ先にデビューを実現。でも結局、入りたかったお店は中途採用をしていなかったんですよ(笑)。

 

それでも予定どおり退社して、都内の違う有名店に入社。そこは僕が入りたかったお店の人気スタイリストが転職し、働いていた場所でした。再びアシスタントからのスタートでしたが、デビュー後しばらくして海外事業が始まり、立ち上げ担当として上海に転勤する機会に恵まれました。

 

現地の人集めから教育までを一人で行い、言葉と文化の壁に四苦八苦しながらすごく大変でしたけど、いろいろありながらも1年踏ん張りました。ただ、最終的に現地の経営パートナーとトラブルがあって、その結果、退社することに。それから半年ほど現地の会社で働いて、帰国しました。上海で知り合った人と都内にお店を出しましたが、そこも1年半ほどで退社。それで、知人の紹介でリトルに参加することにしたんです。

 

僕は働いていて少しでも違和感のあるできごとがあると、我慢できずに戦ってしまう性格。そのせいで、いいポジションまでいっても続かないというのを繰り返してきました。それなのにリトルは今5年目で、不満要素がまったくない(笑)。人間関係もいいし、社長がとにかく魅力的な人で尊敬しているんです。

 

社長の手腕とユニークな経営手法に見出した可能性

 

 

一番いいなと思っているのは、「日本一給料が高い美容室を作る」という社長のシンプルで分かりやすい目標です。利益がでればどんどん収入が上がる給与形態になっていますし、上質な商材をかなり安く仕入れていて、お客さまの満足度に手を抜かない。「ここは経営がうまくいく」と感じられるんです。

 

リトルは、いわゆる組織的な会社と違います。細かい決め事やルールもないですし、当初は本部もなかったんですよ。社長はすごく感覚的な人で、一人ひとりのスタッフの希望に合わせて雇用形態も対応も臨機応変に変えていくんですね。今は全国に50店舗ありますが、連絡はすべてLINE(笑)。誰もが社長に連絡できるようになっているので、提案や相談ごとも「今日空いてます?」という気軽な連絡で実現できます。今は店長、マネージャーという階層別のLINE連絡網がありますが、基本的に自由度が高いです。

 

僕が半年で店長になれたのも、「2倍の売り上げにします」と社長に直談判したんです。簡単な改善で売上が上がることは目に見えていたので、すぐに実現できました。提案すれば、働く環境も変えられます。この会社は可能性を感じるんですよ。

 

地元・福岡にも出店!スタッフの給与は3倍に格上げ

 

 

マネージャーになってからは、最初に吉祥寺店を立ち上げました。それがうまくいったので、同じビルに2店舗目を、さらに地元の福岡にも出したかったので、社長に提案して物件探しからやらせてもらいました。

 

福岡の小倉は土地柄もあり、最初の人材教育に時間がかかりましたが、おかげさまで売上は良好。スタッフに約束した「給料を今の3倍にする」を実現できています。

 

立ち上げ当初は頻繁に現地に通っていましたが、今は2ヶ月に3日間くらい行くだけで店長に任せていますし、次は最近出店した広島店のマネージメントで忙しくなりそうです。しばらくは慌ただしい日々が続きますが、それも楽しみです。

 

この業界には「単価を下げたら美容師の格が落ちる」と言う人もいますが、格って何だろう?と思うんですよ。1万円の施術で美容師の給料が20万なのと、3000円の施術でお客さんに喜んでもらい、給料が60万だったらどうでしょうか。僕は後者のほうが価値があると思っています。

 

今後はオリジナルの商材も開発していきたいなと思っているので、研究を重ねながらいろいろ提案していきたいですね。お客さんが喜んでくれる安価で質の良い商品を提供したいです。

 

 

プロフィール
清水 允(しみず まこと)
little Harajuku(リトル原宿) マネージャー

84年生まれ、福岡県出身。福岡ビューティアート専門学校を卒業後、上京。神奈川のサロン1店舗を経て、都内の有名店に転職。その間、中国での店舗立ち上げに携わり、1年半ほど上海で暮らす。退職後に帰国し、2014年anemoneに参加。「little harajuku」に入店し、半年後に店長、さらにマネージャーとなり、サロンワークをしながら複数の新店舗立ち上げを担当。

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