全国66店舗中売上1位の店舗を切り盛りする女性美容師を直撃! 結婚してもチーフとしてイキイキ働く! 

2022.04.15

 

結婚をしても出産をしてもバリバリ働きたい―そう考えている女性美容師は多いものの、現実的にはうまくいかないというケースもあるのが現実です。そんな中、La fith hair vail 梅田店の川端梨紗さんは結婚後も、チーフとして第一線で働いています。La fith hair vail 梅田店は、La fith hairの中で全国1位の売上がある店舗。そんな多くのお客さまが来店されるサロンで、川端さんはどのように働いているのかに直撃! 女性がキャリアを積みながら働くための、バックアップ体制についても伺いました。

 


 

女性ならではのライフステージ。今しかできない経験がここならできる! 全国の店舗の立ち上げに参加!

 

大阪の美容専門学校を卒業後に働いたのは、高槻にあるレギュラーサロンで、アットホームで幅広い年齢層のお客さまがいらっしゃるお店でした。

6年間ほどそこでお世話になっていたのですが、よりヘアデザインを追求したい、若年のお客さまを担当したい、そして集客力のあるお店で働きたい、という気持ちで業務委託としてLa fith hairに参加しました。

想像していたとおり、La fith hairは集客力がとてもありました。働き始めてすぐに、とてもたくさんのお客さまを担当でき、技術力が伸びていくのが実感できましたね。


 

私は、入社したときから、マネジメントについても学びたいと考えていたので、La fith hairでもゆくゆくはチーフになりたいと考えていました。

チーフになるには、いくつかステップがあるのですが、2年目でサブチーフを任せてもらったときの経験が私の中ではとくに貴重なものになりました。

サブチーフは、チーフになる前段階。いろいろな経験を積んでほしいということで、遠方の店舗に出張に行くことがとても多かったんです。東京や福岡にヘルプに行くこともありましたし、当時、沖縄の店舗がオープンするということで1カ月間出張して立ち上げに関わったこともありました。チーフを目指すのなら、新店舗の立ち上げを経験しておいた方がいいという会社のはからいでした。

沖縄のサロンでは、大阪に本社のある美容室がいきなりできたということで、新しいサロンや私たちスタッフのことをいかに知ってもらうか、ハイトーンやデザインカラーなど、新しい技術に対して、どれだけ不安を解消できるかというのも大事な仕事でしたね。

また、土地柄、海に関わる仕事をしているお客さまがたくさんいらっしゃるので、トリートメントなどのヘアケアの方法も他の地域とは異なりました。

あちこちの店舗を行き来してサロンワークをする、というのは他のサロンではなかなかできないことだと思います。本当に楽しく、貴重な経験でしたね。いろいろな土地で美容師をしてみると、固定観念がなくなり、かなり頭が柔らかくなったと自分でも感じました。

 

もちろん、美容師さんの中には、一つの場所で腰を据えて働きたいという方も多いと思いますが、私は、「いつか結婚したり子どもができたりしたら、全国を行き来することもできなくなるかもしれないから、今のうちに!」という考えで、楽しんでやっていました。

今も、月に何回かは地元の神戸に近い店舗でサロンワークをしています。いろいろな場所に自分を応援してくれるお客さまがいてくださることがありがたいですし、学生時代の同級生が来店してくれることもあります。コロナ禍で気軽に人に会えなくなってしまった今、ハサミを通じて人と関われるのは嬉しいことですよね。

 

 

結婚後の方が仕事がしやすくなった!? 女性のキャリアもライフイベントも両立させたい

 

 

そうした経験を経て梅田店のチーフになり、現在は4年目になりました。私がチーフになったのは、結婚してから1年目くらいのことだったのですが、結婚生活と仕事の両立は思っていたよりもうまくいきましたね。

夫も仕事が大好きな人なので、理解があるのはもちろんなのですが、一人暮らしだと自分だけでやらなければいけないことも、夫婦二人なら、手が空いている方ができます。ちょうど今は私のほうが繁忙期なので、(※取材は3月)家事は夫がやってくれることが多いです。その分、このあとは私がお返ししないといけませんね(笑)。

 

梅田店は、メインで働いているスタッフは10人ほどで、この他に産休・育休中のスタッフや東京から定期的に出張してくるスタッフがいます。

スタッフの数も多いので、ママさん美容師も気兼ねなく働けますし、私自身もいつかは同じ立場になるかもしれないので、女性の働きやすい環境というのは、とても気にしています。

産休明けで、週に1回だけサロンワークしている女性スタッフもいますよ。産休・育休で長期間休んでしまうと美容師としてのカンが戻るか不安、という人も、フレキシブルな働き方が選択できます。

 

 

「美容師の技術は自分のためでなく、お客さまのためのもの」スタッフの想いは一つ

 

 

チーフの仕事の中で特に大切にしているのは、スタッフ一人ひとりとの時間。スタッフが多いのでなかなか時間を取るのが難しいのですが、一緒に働いている仲間にはやりがいを感じてほしいので、「今、どう考えているのかな? 困っていることはないかな?」というのは細かく聞いて寄り添っていきたいです。

スタッフがやりがいを持って働いているお店って、空気感が良くて、それがお客さまの居心地の良さにも繋がると思うんです。お店は、一人の力では良くならないので、スタッフみんなの力が必要です。

そういう意味では、La fith hairは業務委託サロンにありがちなドライな人間関係というのはあまりないかもしれませんね。美容師の技術は自分のためでなく、お客さまを幸せにするためのもの。目の前の人に幸せになってもらいたい、という気持ちがオーナーから脈々と受け継がれているんだと思います。

 

この先、チーフの仕事の目標としては、若手スタッフの底上げをしていきたいです。次期チーフ、サブチーフなどの役職を始め、若手が活躍できる場をもっとたくさん作りたいですね。

私個人としては、マスクを取ったときのお客さまの生活というのを見据えて、骨格診断やカラー診断などを提案できるように勉強中です。技術の部分では、根本からデザインを追求していきたいという気持ちもあります。

そして、今後、出産や子育てというライフイベントが起こったときのことを考えて、働ける時間が減ったとしても自分を求めてきてくれるお客さま“生涯顧客”を作っていけるような仕事をしたいです。

 

プロフィール
La fith hair vail梅田店

チーフ/川端梨紗

兵庫県神戸市出身。グラムール美容専門学校卒業後、大阪府高槻市のレギュラーサロンに6年間勤務。その後、La fith hairを展開するDcrewsに業務委託として参加。La fith hair vail梅田店に在籍しながら、全国のLa fith hairの立ち上げに関わるなど経験を積み、2019年にチーフに。現在、多くの顧客を担当しながら、チーフとして店舗の売上の管理や人材育成にあたる。

 

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