本物の教育がなければ生き残れない! 急成長するLa fith hairが「ハイブリット教育」に挑む

2021.05.15

 

全国に約55店舗の美容室を展開する業務委託サロン「La fith hair」。今年の秋には70店舗を目指して急スピードで成長中のサロンです。「La fith hair」は、業務委託サロンでありながら教育に注力しており、アカデミーの開校も視野に入れて教育環境も強化しています。1年でデビューできるカリキュラムや、動画で学べるシステムなど、進化しつつある教育現場の今とこれからについて、教育責任者の小西 将裕(こにし まさひろ)さんに伺いました。

 


 

年下への苦手意識が教育に関わるきっかけに

 

まず、僕がどういった経緯でLafithの教育担当になったのか、経緯をお話しさせてください。

僕自身は、専門学校卒業後、神戸のヘアサロンで1年間アシスタントをしたあとに上京し、表参道を中心に7年間働き、関西に戻ってきました。その時、友人に紹介されてLafithで働き始めました。Lafithでは業務委託での契約でしたし、正直、1年ほど働いたらまた東京で美容師をやるつもりだったんです。でも、居心地がよくて、もう5年が経ってしまいました(笑)。

 

Lafithは業務委託サロンですが、4年ほど前からアシスタント採用をはじめました。その時に、社内で新人教育の担当者を探していたので、僕は興味本位で参加してみたんです。アグレッシブに教育に関わりたいというよりは、自分自身が年下のスタッフとどう接していいかわからなかったから、なにかヒントがほしかったんです。

そうしてオーナー陣と一緒に教育に携わるようになり、年下のスタッフとのコミュニケーションにも慣れてきて、だんだんと教育そのものにも興味が湧くようになりました。店舗もどんどん拡大していく中では分業化が必要で、自然な流れで、今年4月から正式に選任の教育担当になりました。

 

教育担当の仕事としては、カリキュラムの作成をはじめ、月に1〜2回のレッスン会で、チーフと一緒にアシスタントの技術チェックを行います。これに加えて4月からは、全国のアシスタントがいる店舗に出向きながら、自分のサロンワークを並行して行っています。会社としても初めての役職なので、今は、働き方を探りながら、という感じですね。

 

時勢に合わせた効率的なカリキュラムで1年でデビュー

 

Lafithのカリキュラムは1年でデビューを目指すものです。1年でデビューというと、「大変そう」と思われるかもしれませんが、今のLafithのカリキュラムは、とにかく無駄を省いて効率的に学べるよう体系化しているので、それが可能なのです。

アシスタント採用を始めた当初のカリキュラムと比べると、僕が教育担当として携わるようになってからは、より実践的な内容になりました。今年は、カットのカリキュラムを大幅に変更しました。無駄を省いて短期間でデビューできること、顧客ニーズにフィットしたカリキュラムを構築することを重要視して、毎年少しずつ変化させています。

 

練習自体は、店舗と本人の状況に合わせています。朝晩の営業時間外にはもちろん練習できますし、営業中に手が空いていればモデルを呼んで練習することも可能です。

今は、こうして営業時間内に練習ができるというサロンも増えていますが、Lafithの強みはなんといっても集客力です。同じアシスタント期間でも、Lafithでは、圧倒的にお客さまに接する機会が多くなります。お客さまがいない状態で毎日練習をするのと、実際にお客さまと触れ合いながら実践的に学ぶのでは、成長のスピードがまったく異なるはず。もちろん、スタイリストになってからも、店自体の集客力というのはとても重要な要素ですよね。

 

コロナ禍にあっても、アシスタント・スタイリスト共に動画で学べる

 

 

対面でのレッスン会も、今はコロナ禍の影響でなかなかできない状況です。残念なことですが、Lafithではこの状況がしばらく続くことを見越して、アシスタント向けのレッスン動画を制作中です。技術別の動画はもちろん、社内で爆発的に指名力のあるカラースペシャリストのカウンセリング方法などを収めた動画も配信予定です。自己成長のために何かしたい、というスタイリスト向けにも動画を作成中です。こちらも要望に合わせて内容を充実していきたいと思っています。一つの場所に集まらなくても、自分の学びたいことをいつでもどこでも学べるよう、準備を進めています。

美容師はデビューしたらゴールではなく、その後からがスタートです。スタイリストデビューしたあとも、売り上げや技術を高めていけるためのカリキュラムを作っていければと考えています。

個人的には、こうして構築していった教育ノウハウを、いずれはコンサル化して他のサロンにも提供したいと考えています。全国の美容師さんの技術力や接客がもっともっと底上げされれば、よりたくさんのお客さまを幸せにできますし、結果として美容師自身の在り方も豊かになるはずです。

 

「1年でデビューできる」から、やる気のある新卒が集まる

 

 

今年は、31名の新卒採用を行いました。

「1年でデビューできる」カリキュラムがあること、そして会社の認知度が上がってきたおかげか、やる気があって将来に期待できる新卒スタッフが年々増えてきています。

Lafithではアシスタント期間は正社員としての雇用でデビュー時に正社員か業務委託化を選択できるようになるのですが、驚くのは、新卒スタッフのほとんどは、業務委託という形態を知らずに入ってくるということ。これは、ネガティブな意味ではなく、今の若いスタッフにとっては、レギュラーサロンも業務委託サロンも垣根なく、フラットに捉えられていることだと思います。実際、僕がLafithで働いてきた中でも、形態が業務委託というだけで、教育や働く環境もレギュラーサロンと変わらない熱量があることを感じています。これから教育担当としてその熱量を益々アップさせていきたいと思っています。

 

 

プロフィール
La fith hairマネージャー/教育担当
小西 将裕(こにし まさひろ)

兵庫県出身。関西美容専門学校卒業後、神戸での1年間アシスタント経験を経て上京。表参道エリアを中心に7年美容師として働き、関西エリアでLa fith hairに参加。業務委託の美容師としてサロンワークをしながら教育にも携わり、今年4月からは社内の教育を一手に担う教育担当に就任。

 

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