グループ指名売上№1美容師に聞く! 売れる理由とフリーランスの可能性

2020.05.15

 

業務委託サロン「La fith hair」で指名売上2年連続№1の桑田 健太郎さんは、入社以来、常に売上上位にランクイン。業務委託サロンという枠組みにとらわれず、現在はサロンワーク以外にもクリエイティブ活動にも積極的にチャレンジしている。なぜ桑田さんがお客さまから支持されるのか?新たなチャレンジの先に見るゴールとは? 桑田さんの美容師としての生き方に迫ります。

 


 

最高指名売上233万円、年間平均売上でも180万を超える実績。大切にしたのはスピードと質、そして自然体でいること。

 

以前は別のサロンでスタイリストとして6年ほど働いていましたが、当時から可愛がってくれていた先輩がLa fith hairで働き始めたことをキッカケに、僕も同じく業務委託サロンへ挑戦することを決意しました。環境が変わることへの不安はありましたが、「まずは自分自身をプロデュースしなければ」と思い、毎日欠かさずブログを更新。時間が空けばスタイル写真をアップしていたので、多い月では180件ほど。もともと働いていたサロンのお客さまが来ていただいたこともあり、入社後すぐに指名売上はグループで2位、3位くらいになりました。La fith hair自体が集客力に強みがあり、新規指名が多かった点も非常に助けられましたね。最終的に指名売上だけで最高233万円。グループ指名売上2年連続で1位を獲得することができました。

現在はおかげさまで20代から80代の方まで、多くのお客さまにご指名をいただいています。色んな美容師さんから「なんでそんなに指名を取れるの?」って聞かれることも多くなりました。まず私が意識していたのはスピードと質。質を落とさずいかに効率よく施術していけるか。今まで学んできたカットやカラー、接客など手本通りこなすだけではいけません。性格はもちろん、体や手の大きさは誰1人として同じではないので、常に自分にあった効率の良い施術を試行錯誤してきました。カット・カラー・ブローなど一つひとつの動きを工夫するだけで、他の人よりは確実にクオリティをキープしながらスピーディーにこなすことができました。

あと、意識していたのは“美容師としての自分”を大切にすること。ファンを獲得するためには、自分自身を好きになってもらわなければなりません。私の場合は相手の年齢関係なく、コミュニケーションはラフな方。変に敬語を多用したりせず、自分という人間を知ってもらうために常に自然体で。もちろんプライベートのお話もしますし、お客さまとはかなり近い存在ですね。だからこそ、相手もいつも緊張せずに自然体で接していただけます。殻を被っていてはお客さまとの密な関係性を作れなかったかもしれませんね。

 

“上手い技術”より“強い想い”が、美容師の可能性を伸ばす。

 

 

「売れるために何が必要か」は美容師としての永遠の課題ですよね。おそらく、ほとんどの人が「技術」にフォーカスしているのではないでしょうか。でも、僕は技術よりも「想い」の方が圧倒的に大切だと思っています。どんな自分になりたいか。そのためには何をやらなければいけないか。目標に対する想いが強い人ほど行動力もあるし、絶対に最後までやり切る。だから、結果も必然と変わってきます。一方、いくら技術を磨こうとも、そこに想いがなければ成長スピードは遅いままですからね。技術はある程度パターンをマスターできれば、あとは応用するだけ。後輩にも技術はもちろん、それ以外の美容師としての生き方、考え方の部分をしっかりと教えるようにしています。売れるか売れないかなんて、違いはシンプルなもの。目標を強く意識することで、売上は100万円ほど変わるのではないでしょうか。

特にこれからスタイリストを目指す若い世代、スタイリストになりたての子達は、アウトプットができていない人が多い気がします。良い意味でも、悪い意味でも真面目なのだと思います。言われたことはやるけど「自分がどうしたいか」「どんな理想像を描いているか」を周りにアウトプットできていない。僕なんか新人の頃から「自分はこうしたいんです!」と先輩に噛み付くくらいでしたから(笑)でも、そうじゃないとやりたいことが周りに伝わらないし、誰も応援なんかしてくれません。アウトプットしなければ、夢が叶う可能性はゼロです。

 

 

あくまで俺は俺。枠組みにとらわれずに、やりたいことをやり切る!

 

 

「業務委託サロンで働く人はサロンワークがメイン」だと考えている人も多いと思いますが、僕はその固定観念にとらわれず、色んなことにチャレンジをしていきたいと考えています。それでこそ、枠組みなく自由に働けるのがフリーランスの特権ですからね。正直、今は売上を求めるだけでは物足りなくなってきました。そこで、次に目標としているのがクリエーション。美容師になったからにはクリエイターとしてヘアショーやコンテストなどに参加して、表現力や世界観をどんどん磨いていこうと考えています。現在の美容シーンでは、クリエイティブの分野で評価されているフリーランスの人は少ないので、La fith hairで働く後輩たちのためにも、僕が先陣を切ってレールを敷いてあげたい です。業務委託というのはただの給料システムなだけ。あくまで「俺は俺」なんです。1人の美容師として、自由にチャレンジできる環境がLa fith hairにはあります。

昨年は日本を代表するトップスタイリストが出演する台湾の大きなヘアショーへも帯同することもでき、それ以降は他のヘアショーの話もポツポツと出てきています。自分自身がチャレンジするのはもちろん、次の世代も巻き込んで一緒にチャレンジしていきたいですね。「業務委託=個人プレイ」というイメージがあるかもしれませんが、僕が目指すのは「業務委託=フリーランスによるチーム」。誰かと誰かがタッグを組んで新たな化学反応が起きたら、美容業界がもっと盛り上がるはず。どういう形になるかはまだまだ想像はできませんが、自分起点で周りを巻き込んで新たなムーブメントを起こしていきたいですね。

 

 

プロフィール
エグゼクティブディレクター/サブチーフ
桑田 健太郎(くわた けんたろう)

最高指名売上233万円。年間平均売上でも180万を超える実績。La fith hairで年間指名売上2年連続1位を獲得する人気スタイリスト。元アパレル経験を活かしトータルファッションを踏まえた似合わせを提案する。現在はサロンワークのほか、ヘアショーやコンテストなどクリエイティブ活動にも注力。

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