業務委託の「稼げる」「自由」その先は? 若手マネージャー二人の活躍と野望

2021.08.25

 

美容師の業務委託としての働き方が定着してきた昨今、「稼げる」「自由」というイメージは定着してきました。そんな中、業務委託になってからの美容師人生そのものにも注目が集まりだしている状況です。

そこで今回は、業務委託サロンLa fith hairの若手マネージャーである川畑 忠昭さん(33歳)と、横山 貴大さん(31歳)のお二人に、業務委託となってからのキャリアアップや活躍、また将来の展望について語っていただきました。

 


 

思い描く理想のサロン、それがLa fith hairだった――

 

 

――お二人はどんな経緯でLa fith hairに出会い、働くことになったのでしょうか?

 

川畑 僕は美容専門学校を卒業してから、大阪の都心部のサロンを中心に何店舗かを転々としつつ働いていて、23歳くらいのときに働き始めたのが、業務委託の先駆けとなるサロンだったんです。忙しいお店で、5〜6年働いたのですが、いわゆる“業務委託っぽい”ドライなサロンで。それまでは、自分のためだけに、自分のやりたいことをして生きてきたのですが、なんとなく「人のためになることをしたい」と思い始め、美容師としても、出会った人に「この人に会えてよかったな」と思ってほしいな、と考え、なるべく人ときちんと関われる業務委託サロンを探し、自分の理想とぴったり合ったのがLa fith hairでした。

 

横山 僕も川畑さんと同じ美容専門学校の出身で2つ下の後輩にあたるのですが、5年くらいは先輩や友達に誘われるままに大阪のサロンを転々としていたんです。梅田や難波といった都心部から住宅街にあるサロンなど、そのときのノリでいろいろな場所で働いて楽しかったのですが、やっぱり美容師として地に足をつけて働きたいという思いが強くなり、理想のサロンを探していて、そんなときに知人に紹介してもらったのがLa fith hairなんです。

La fith hairのサロンに一歩足を踏み入れると、スタッフもお客さまもキラキラしていたのを覚えています。働いている人に技術も向上心もあるし、それに見合った報酬ももらえるということで、「探し求めていたものはここにはある」と思いましたね。

 

マネージャーは美容師という枠を飛び越えて、経営の面にも携わることができる仕事

 

――今や何店舗かをまとめるマネージャーとしてご活躍のお二人ですが、入社からマネージャーまで、どのようにステップアップしていったのでしょうか?

 

 

川畑 僕はもともとあんまりこうした役職に興味があったわけではないんです。でも、La fith hairで働き始めて1年くらい経ったときに、当時のチーフから「副チーフになってほしい」と話をいただいて。実は当時は独立も考えていたのですが、それはやめて、「せっかくだから副チーフをやってみるか」と、副チーフに。その後、出店ラッシュが続いたこともあり、2カ月後にチーフになりました。しばらくチーフとして働いていたのですが、会社からマネージャーになってほしいと声をかけてもらい、入社当初に掲げていた、「人のためになることをしたい」という目標のもとに引き受けた形です。

 

横山 僕は川畑さんとは逆で、入社してすぐに「マネージャーになるのが目標です!」と公言しているんですよ。最初は笑われましたね。だって、僕より長く働いていて第一線やバリバリやっている先輩スタッフがたくさんいて、どう考えてもそういった人たちの方がチーフやマネージャーという役職に近いじゃないですか。でも、「やりたい!」と口に出して言ったらチャンスはもらえるし、サポートもしてもらえる会社なんですよ。そういった意味では、古株でも新人でもチャンスは平等でみんなにあります。僕も、売上面などでの実績を積み上げながら数年かけてチーフ、マネージャーというようにコツコツと信頼を集めてきました。できることはすべてやったと言ってもいいかもしれません。

 

――現在、社内にマネージャーは5名ということなので、お二人も狭き門をくぐり抜けてマネージャーになられたんですね。

マネージャーとしての担当エリアはどこになりますか? そこでどんな働き方をするんでしょうか?

 

川畑 関西を中心に、東京、名古屋、九州と数店舗を担当していて、それぞれのお店に自分のお客さまがいらっしゃいます。全国にお客さまがいるというのは、ありがたいですし楽しいですよ! エリアごとの最新トレンドも常に把握できるので、日々のサロンワークにも活きてきますね。

横山 僕は、関西を中心に、四国にある店舗も担当しています。今後、四国の店舗展開も視野に入れ、既存店をさらに繁栄させていきたいですね。その為にも、集客はもちろん、求人にも積極的に力をいれていきたいと考えています!

――マネージャーの仕事の醍醐味はどんなところにありますか?

 

川畑 やっぱりたくさんの人に関われることですね。スタッフの成長を見ることができるのはもちろん、自分自身も成長できます。仕事としては、美容師の枠を出るようなこと。数字を見たりとか経営面に関わることがあるので、それも楽しさがあります。

 

横山 それは大きいですよね。僕も、経営に近い距離で携われるという経験はなかなかできないことなので、人としてもレベルアップできると思っています。

 

川畑 売上がまだまだの店舗をどうするか、スタッフがより働きやすくなるためにはどうするかなど、課題があるときは店舗運営を基礎から考え直し、取り組むこともあります。その根本にあるのは、美容師としてお客さまを幸せにするにはどうすればよいのか?ということなのですが、それをスタッフみんなで考えて取り組むことができれば、売上も自然に伸びていくんですよね。

 

横山 そうですね。マネージャーってやっぱりスタッフに信頼してもらわないと成り立たない仕事なので、スタッフと向き合うことも大切にしています。それには、話してもらいやすいようなキャラでいることも大事だったりしますね。

 

業務委託サロンの美容師の不安を払拭できるような“新しい働き方”を作りたい

 

 

――お二人の今後の展望や大きな目標をお聞かせいただけますか?

 

横山 一生懸命やっている現在の積み重ねが未来になると考えているので、ビジョンって僕はあんまり持っていなくて。ただ、マネージャーとしての目標は、管轄店舗を拡大していくというのはあります。多ければ多いほど大変ではありますが、経験は何より自分の財産になると思っています。

 

川畑 僕はめちゃくちゃ大きい夢があるんです。それは、業務委託の可能性をもっと高めていきたいというもの。生涯現役で美容師を続けられる人は少ないかもしれません。だからこそ、ずっと活躍し続けられる環境や、会社に関わり続けられる仕組みを作ってあげることで、たとえ美容師を離れたとしても、努力さえすればしっかりと活躍できる場所を提供できるようにイメージして動いています。例えば、美容師でおしゃれが好きならアパレル事業を立ち上げてもいいですし、飲食店をやってもいい。業務委託サロンだからこそできる、新しいことにチャレンジしたいです。

 

プロフィール
川畑 忠昭(かわばた ただあき)

大阪出身。ル・トーア東亜美容専門学校卒業。大阪市内のサロン3店舗を経て30歳のときにLa fith hairに参加。1年後には副チーフ、チーフとステップアップし、現在は数店舗をまとめるマネージャーを務める。

 

プロフィール
横山 貴大(よこやま たかひろ)

大阪出身。ル・トーア東亜美容専門学校卒業。大阪市内のサロン数店舗を経て26歳でLa fith hairに参加。2年でチーフに、現在はマネージャーとして数店舗をまとめる。

 

 

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