始まる、La fith hairのFC展開! 第1号FCオーナーが掲げる野望とは?

2020.06.15

 

全国に約50店舗の美容室を展開する業務委託サロン「La fith hair」。店舗拡大が順調に進むなか、今年から新たな展開を見せるのがFC(フランチャイズ)戦略である。第1号のFCオーナーとして白羽の矢が立った津田嵩貴(つだしゅうき)さんは、La fith hairでスタイリストデビューしてたった3年半の若きリーダー。様々な選択肢があるなかでFCオーナーになった理由とこれからの野望などを伺います。

 


 

突然訪れたチャンスを、逃さないための行動力

 

昨年の夏、突然チャンスが訪れたんです。「そろそろ、うちもFC展開を始めようか。来年の頭くらいには1人のFCオーナーを誕生させたいんだ」って社長が幹部会議で急に話し始めて…。まだ誰をFCオーナーの第1号にするかは決まっていなかったので「こんなチャンスは簡単に来ない。絶対に逃したくない!」って一気にモチベーションが上がったんです。

 

とは言っても私はまだ27歳で、La fith hairに参加してたったの3年半。梅田の茶屋町店で働いた2年間は、指名売上が月100万程度で私より指名売上がある人はたくさんいました。その後、新店舗出店の話を頂き、当時の私に足りないものを見つめなおすためにも茨木店のトップとしてオープニングからお店づくりを1年間しました。お店を任されるのは初めての経験だったので、どうやってリピーターを増やそうか試行錯誤したり、他店の色んなチーフ陣にアドバイスをもらったりしながら店舗運営を学びました。最終的には月1500人を集客できるお店になりましたが、まだまだ経営面の知識では課題が山積みで…。グループ内を見渡せば、私以上にできる人材はいくらでもいたんじゃないですかね。

 

でも、「若いから」って諦めるんじゃなくて、若いからこその行動力で社長にアピールしようと思って。テナントを探すために不動産屋を片っ端から回って、「良い物件ありましたよ!」って社長に誰よりもアピールしたりしました。まだFCオーナー第1号に抜擢された訳でもないのに(笑)。他人の顔色ばかり伺っていたら、先を越されちゃうじゃないですか? レイアウトはどうするのか。人材の確保はどうするのか。そのエリアで勝算はあるのかなど経営面はまだまだ勉強不足でしたが、自分なりに考えた戦略を会議で説明するうちに、自然と「FCオーナー第1号は津田」という雰囲気になってきたんです。やる気と行動力だけで突き進んできた感じですね。

 

個人でなく、FCオーナーとして独立するメリット

 

 

美容業界は独立しやすい業種なので「自分のお店を持ちたい」という夢を持っている人は少なくないでしょう。自分も密かにそんな夢を持っていましたが、個人ではなくFCオーナーとして独立できる点が魅力的でしたね。と言うのも、今後は日本経済も先行き不透明のなか、おそらく色んなリスクが出てくると思っているんです。

 

例えば、不景気が続けば低所得の人口割合が増える。そうなれば必然と価格競争が生まれてきます。個人店だと仕入れも高いし、家賃や人件費など固定費がかかる上に、蓄えだって少ない。だから、価格も安易に下げることもできない。飲食店でも同じですが、やっぱり個人店よりもチェーン店の方が価格競争になったときは有利だと思うんです。昨今の新型コロナウイルスにしても、長期戦になるに連れてどんどんお金が回らなくなってしまう。今まで順調だったにも関わらず、潰れてしまう個人店なんか山ほどありますよ。また、求人面でも個人店ではどうしても待遇面で負けてしまって、なかなか良い人材が集まってこないなんてことも。

 

自分のお店を持ちながらも安定した経営を目指すのであれば、やはりFCだなと考えました。La fith hairグループなら母体も大きくて、サロン運営のノウハウやサポートもあるので社会の変化に柔軟に対応していけます。特に私のような経営に自信のない人が「自分のお店を構える」という点では学びながら実践できるのでメリットがいっぱいですね。

 

チャンスを与えてくれたLa fith hairに、恩返しができるように。

 

 

FCオーナー第1号として2020年3月に、ようやく兵庫県加古川市に「La fith hair lily加古川店」をオープンさせることができました。加古川というローカルなエリアを選んだ理由は、都会と比べて競合する業務委託サロンが少ないから。元々La fith hairは集客に強みがありますが、技術面でも価格面でも他店よりもメリットを感じてもらえる自信があります。また、ローカルエリアの方が長く働きやすい点も魅力ですよね。年齢を重ねるにつれて、都会でバリバリ働くスタイルは時間的にも体力的にも厳しくなってくる人も多くなってくるはずです。都会と比べてローカルエリアではお客さまの年齢層も幅広く、一度リピーターになってくれればなかなか離れません。お客さまと一緒に歳を重ねながら、長く安定した美容師人生を過ごせますよ。

 

今後の展開は、まずは年内に3店舗。3年で10店舗まで拡大していきたいですね。ローカルエリアがメインになりますが、場所は兵庫県に限りません。腕の立つ美容師さんがいる場所でどんどん展開していきます。人材の確保・育成が課題になってくるので、私もハサミを置いてプレイヤーからマネージャーという立場でお店づくりをどんどん進めて行きたいなと。サロンづくりで意識しているのは、「縛られる」「自由がない」などこれまで美容業界の課題であった部分を取っ払った心地よいサロン。レギュラーサロンと業務委託サロンの良い所を併せ持つサロンのイメージですね。技術や教育のサポートが充実していて、そしてお金も働いた分、しっかり払う。そのほうがスタッフのモチベーションも上がると思うんです。将来的には、独立を希望する人にはそのお店を任せることも視野に入れています。下を育てていくこと、それがオーナーの使命ですからね。

 

店舗展開は目標のひとつですが、その根本にあるのが「チャンスを与えてくれたLa fith hairに恩返しをしたい」という想いなんです。La fith hairグループ内で、FCオーナーという新たなビジネスモデルを確立すること。店舗展開を進めて美容業界でのシェア率を高めること。大きなミッションを背負うFCオーナー第1号ですから、前に突き進んでいくのみですね。

 

 

プロフィール
La fith hair groupのFCオーナー第1号。2020年3月、27歳にして自身が代表となるヘアサロン「La fith hair lily 加古川店」をオープン。FCオーナーという新たなビジネスモデルをグループ内で確立することを目標に、年内で3店舗、3年後には10店舗の展開を目指す。

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