資生堂学園が私たちの原点 SHEA.の素敵な師弟関係

2019.11.15

 

今秋、2店舗目もオープンしますます波に乗る表参道のサロン、「SHEA.」。オーナーの坂狩さんとスタイリストとして活躍中の菰田さんは、実は同じ資生堂美容技術専門学校の出身。また菰田さんは、もともと坂狩さんの直属のアシスタントを2年ほど勤めたこともあってお互いを熟知し合う間柄なのだとか。2人がどのように信頼関係を築いてきたのか、またそれぞれの今後のビジョンや、今に到るまで影響を与え続けている資生堂学園で学んだことについて、ざっくばらんにお話してもらいました。

 


 

偶然みたヘアショーが進路を決める

 

 

−菰田さんはなにがきっかけで入社したんですか?

 

菰田:学生の時にみたメーカー主催のヘアショーに、坂狩さんが出ていたことがきっかけでした。すごい人がいるなあと思って見ていて、後で調べたら同じ学校の卒業生だって気づいたんです。それで、一緒に働いてみたいと思ったのがきっかけです。

 

−今はコンテストへ積極的に作品を出したり、ヘアショーに参加したりとクリエイションの面でも活躍されているそうですが、入社当初からやりたいと思っていたんですか?

 

菰田:もともとやりたかったんですが、アシスタントで、どこまでやっていいのかなっていうのがあって。チャレンジしようと思ったのが、前サロンのAnzie時代に始まった「あさびよう」なんです。週に1回作品撮りやメイクなどをサロン内で学ぶ場があって。そこでアシスタントのうちからでもつくること、表現することの大切さを学んで、私もやってみようと。

 

坂狩:「あさびよう」を始めたのは、発信することの大切さを若手に学んでほしいなと思ったのがきっかけなんですよ。美容師って、自分の好きなものを表現して発信していかなければならない仕事だと僕は思っているので。菰田さんは、できるのに遠慮するタイプなんですよ。みていてもったいないと思ったので、グッと背中を押しました。

 

自分が耕した道を活かして、スタッフにはより成長してほしい

 

−坂狩さんのプッシュがあって、今の活躍があるんですね。ちなみに、後輩の菰田さんからみて、坂狩さんってどんな人ですか?

 

菰田:うーん・・・・・・。

 

坂狩:席外したほうがいい?(笑)

 

菰田:いえいえ!なんて言ったら伝わるかなと思って。(笑)

えーっと。普段はすごくやさしいんですけど、仕事となると人が変わったように厳しくなりますね。なんでしょう、お父さんのような感じです。当時アシスタントでついていた頃は、坂狩さんはトッププレイヤーとしてサロンワークもしながら撮影やセミナーであちこち飛び回っている時期で。それについていくわけなので、今思えば、私は当時のほうが圧倒的に忙しかったです。でもいやだと感じたことは全然なくって楽しかった。やっぱり尊敬している人の仕事を近くで見ることができて、色々な経験ができたことは大きいですね

 

 

坂狩:菰田さんってとやかく説明しなくても、仕事を見ていて10を察知するタイプなんです。だから入社して半年で僕のアシスタントについてもらったんですよね。当時は僕がめちゃくちゃ忙しい時期だったので、仕事に追われるばかりで自分の中で消化できないこともあったと思うんですよ。でもめげずについてきてくれて、責任感を持って仕事をしてくれたので、信頼していますね。だからこそ、大事な撮影のときは今でも必ず菰田さんにメイクをお願いしています。

 

―菰田さんに、どんな美容師になってほしいと思いますか?

 

坂狩:美容業界って、売上で判断されがちじゃないですか。でも一概にそうも言えなくて、個々でサロンに求められる役割って違うと思うんですよね。菰田さんはとにかくセンスがよくって、カワイイをキャッチする力が強い。だから、そこをどんどん伸ばしていってほしいし、菰田さんの成長はサロン内においてもとても大切な役割を果たします。でもまあ、美容師をとにかく楽しんでほしいです。あとは何か賞をとってくれたらすごく嬉しいですね。

 

菰田:が、がんばります!!

 

−坂狩さんの背中を見ているからこそ、クリエイションをはじめとして、いろんなことにチャレンジしてみたいという意欲につながっている部分も大きそうですね。

 

坂狩:そうだったら嬉しいですね。でも、自分ももちろん挑戦し続けますが、今はやっぱりスタッフを応援したいという気持ちが強い。経営者になってからは、後輩たちのことを考える優先順位がぐっと高くなりましたし、独立したのはやっぱりスタッフのため。自分がこれまで耕してきた道を活かして、後輩にもっと良いフィールドをつくってあげたいなと思っています。

 

資生堂学園は、可能性が広がり、多様性を認められる今の時代に合った学校だと思います

 

 

−最後に、お二人とも資生堂美容技術専門学校の出身ということで、学生時代に学んだことで活かされていることはありますか?

 

坂狩:高校生の頃に美容室でバイトしてたので、ちょっと自信を持って入学したんですけど、見事に打ち砕かれましたね。(笑)不真面目な学生だったと思うんですが、厳しく育ててもらったと思います。ヘアメイクのかっこよさに気づいたのも資生堂学園のおかげ。そんな世界があることも当時は知らなかったですし。スタイリストになって、売上をつくれるようにはなったけれど、ふと自分になんのクリエイティブの感覚もなくなってることに気づいたことがあって。そんな時に取り戻そうと思って通ったのもSABFAでした。言ってみれば僕の原点は資生堂学園なんです。

 

菰田:坂狩さんとちょっと似てしまうんですけど、資生堂学園に入って原田忠さんのショーや作品を間近で見る機会に恵まれたおかげで、必ずしもカットをしなくても美容師ってできるんだなって考えが変わたんですよね。クリエイションをしたいと思うようになったのもこの学生時代の経験からだと思います。

 

坂狩:資生堂学園って今、ものすごく時代に合った学校。それこそカットもメイクもしっかり学べるし、自分のいろんな可能性を広げられて多様性を認めてくれる場所だと思う。学生の皆さんにはその中で、興味のあることを見つけて、楽しい学生生活を送ってほしいですね。あと、なにかを成し遂げるためには、ある程度負荷がかかるものだと思うんです。そして行き詰ることも。。でも、そんな時、先生たちは生徒一人ひとりと真剣に向き合い、将来を見据えて指導してくださるので、心配いらないと思いますよ!

 

 

プロフィール
SHEA.
代表/坂狩トモタカ

福岡県出身。資生堂美容技術専門学校卒。都内1店舗を経て、AnZieへ入社。AnZieで代表を務めたのち、2018年9月にSHEA.をオープン。2019年9月には2店舗目をオープンし、ますます波に乗る。年間50本以上のセミナーをこなすことで業界から注目を集め、一般紙や業界誌からのオファーも絶えない。著書に『#毛先だけパーマ』(エイ出版社)など。

 

 

プロフィール
SHEA.
スタイリスト/菰田 千亜紀

東京都出身。資生堂美容技術専門学校卒。AnZieへ新卒入社し、SHEA.の立ち上げに参加。透明感のあるカラーリングに定評がある。コンテストやヘアショー、撮影への参加等、クリエイティブ面でもサロンを盛り上げる存在。

 

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