人気美容師10人の「自分に贈りたい〇〇賞」とは? 2021年の振り返り&2022年の抱負アンケート ─前編─

THE REMMY/倉田 聡子(くらた さとこ)さんの今年を振り返って自分に贈りたい賞

 

 

 

─その賞を選んだ理由を教えてください。

美容師として掲げていた大きな夢がやっと叶ったので「夢が叶ったで賞」にしたいと思います! 26歳のとき、「表参道・原宿エリアで美容師として成功したい」という夢を叶えるためTHE REMMYのオープニングメンバーの中途採用面接を受けました。その面接で「美容師として絶対にここまでは売り上げたい」という売上目標と、「美容業界から指名で仕事をもらう」という2つの目標をオーナーに伝えていたんです。

 

でも、入社してから最初の2年間はとにかく修行の日々で、怒られた記憶しかないくらいでした…(笑)。しかしついに、今年お店が拡張移転したタイミングで、売上目標を達成! そのうえ、美容業界誌のコンテストでグランプリを受賞し、その副賞として表紙を担当させていただくこともできました。

 

THE REMMYのオープニングスタッフとして参加させてもらって早7年、美容師を始めて13年。夢が叶ってうれしいです!

 

2020年度リアルトレンド大賞グランプリを受賞した倉田さん

 

─2021年はどのような年でしたか?

自分のココロとカラダを鍛える必要性を感じて、時間の使い方や生活習慣を変えた年でした。2021年1月にお店が拡張移転し、7席だったセット面が16席に増え、より多くのお客さまを担当できるようになりました。そのため、営業中に手が空いている時間がほとんどなくなり、サロンワークをこなすための健康の維持や、メンタルトレーニングの必要性を感じ始めたんです。

 

そこで、営業後は仕事がなければ早く帰るようにして、その分、家でしっかり夜ご飯を食べ、1日の反省をし、早寝早起きするという朝型のルーティンに変えていきました。朝型生活に変わって全体的に仕事の効率が上がったように感じます。また、起きる時間が早くなったことで朝にマインドフルネスメディテーション(瞑想トレーニング)とパーソナルジムにも通い始めました。新しいことを始めると気づきがあったり、同世代の女性のお客さまが共感してくだってサロンワークでの会話が盛り上がったりして、とてもおもしろいです。混沌とするコロナ禍の中で、自分自身のケアも大切にした1年だったかなと思います。

 

2021年から通い始めたパーソナルジムでのトレーニングに励む倉田さん

 

─2022年への抱負や意気込みを教えてください。

2021年はお店が広くなり、新しい中途採用スタッフの入社や、新卒から頑張ってきたスタッフのスタイリストデビューなど、お店の雰囲気がとても賑やかになりました。その反面、「今まで大切にしてきていた想いがアシスタントにしっかり伝わっていないな」と感じたり、「サロンワークではお客さまにきちんと向き合えているのかな?」と考えさせられたりすることも多かったです。2022年はお店での自身に与えられたポジションを見直して、スタイリストとしてどうあるべきなのか、どうありたいのか、自分と向き合いたいです。そして、楽しく健康にキラキラと働く姿を見せて、後輩たちに刺激を与えられる先輩美容師になっていきたいと思います。

 

 

 

THE REMMY

スタイリスト/倉田 聡子(くらた さとこ)

東京都出身。国際文化理容美容専門学校卒業。表参道・吉祥寺・三軒茶屋に店舗をもつ美容室に就職し、三軒茶屋店に配属。27歳でTHE REMMYに転職。人生のモットーは『必要とされる人間になる』。

 

>独立しニューサロンをオープン! punel 佐藤 真那人さんが自分に贈りたい賞とは?

 

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