【令和のモデハン最新情報と裏事情】人気サロンのモデハンマスターに聞いた、モデルハントの成功率を高めるひと工夫

Instagramでのハントに集中特化。モデルからの紹介も活かしつつ、地道なアカウント整備でモデハン成功率もUP!─sand坂藤友紀さん

 

 

sand

director/坂藤 友紀(さかとう ゆき)

1995年生まれ。岡山出身。関西美容専門学校卒業後、2017年9月にオープンしたsandに初期メンバーとして参加。ショートやボブのお客さまが多く、ナチュラルで柔らかく女性らしい雰囲気のスタイルを得意としている。Instagramのフォロワーは3万人。

 

─普段、どのようにモデルハントをしていますか?

コロナ前は街頭でのモデルハントもしていましたが、現在はほぼSNSで行っています。仕事の合間や仕事後にInstagramを使って探し、イメージに合う方を見つけたらDMで連絡を取りスケジュールを調整するという流れですね。Instagramは時間をかけずに探せて便利ですし、写真がメインのSNSツールなので一目で髪の長さや雰囲気などイメージが掴めるのがいいです。あとは、友だちに声をかけて自分の練習しているレングスなど、イメージに合う知り合いがいたら紹介してもらうこともあります。

 

─どんな基準でモデル選びをしていますか?

練習モデルは、髪の長さで選びますね。撮影モデルの場合は、そのとき自分が作りたい作品の雰囲気やテイストに当てはまるモデルを探します。また、メイクも大事なので、顔立ちや表情、横顔の印象などをしっかり見て選びます。ナチュラルで柔らかくておしゃれな雰囲気があり、顔のパーツがはっきりしていてメイク映えする方がいいですね。また、アンニュイな感じや抜け感のある表情ができる方に惹かれます。

 

─モデルハントを成功させるコツやポイントを教えてください。

練習モデルは、自分の探しているイメージのモデルをハッシュタグから探したり、人気の美容師さんがフォローしているアカウントや投稿から探したりすることが多いです。ハッシュタグは「#サロンモデル」とか、「#ショート」「#ボブ」「#ミディアム」など自分の探しているレングスをメインに使っています。また、「髪の長さが何センチ以上」、「カットまたはパーマ可能な方」など詳細を書いてストーリーズで募集することもあります。

 

Instagramは、得意のスタイル以外は投稿しないようにして、自分が得意としているスタイルがわかるアカウント作りをすることもポイント。投稿に統一感を出し、なるべく一目で「どんなシルエットで、どれくらいのレングスが得意な美容師なのか」がわかるようにしています。写真も誰が見てもわかりやすいような撮り方を意識していますよ。自分のアカウントには、ショートとボブの投稿を多く載せているので、短めのレングスの募集は反応がいいですね。

 

また、モデルさんにご友人を紹介してもらえるように、技術的な部分だけじゃなく、人柄を気に入ってもらえるような楽しい接客を意識しています。過去にきてくださったモデルさんのご紹介だとOKをいただける確率も高いですし、練習の場合は先輩に教えてもらいながらカットをすることもあると思うので、まったくの初対面よりも、もともとの繋がりがある方のほうがコミュニケーションをとりやすいという観点からもおすすめです。

 

あと、撮影モデルの場合は、人脈を増やすのも成功のコツ。今はコロナの影響であまりできていませんが、いろいろな場所でさまざまな交流をしておくとよいですよ。

 

 

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坂藤さんのイチオシのモデル

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山崎江莉さん

 

イチオシポイント

自分の推しているショートボブが似合う、ナチュラルな雰囲気がとても素敵で大好きなモデルさんです。メイクや髪型でいろいろな雰囲気に変えられるので、よく撮影をお願いしています。彼女は、モードもナチュラルもできますが、個人的には特にオレンジメイクで、ナチュラルなストレートタッチのスタイルが1番好きですね。

 

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>favorite garden 三國恵さんが実践しているモデルハント術とは?

 

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