ねこLOVE! 猫のいない生活は考えられない! ねこバカ美容師による「美容師のためのねこ飼いのすすめ」

個性的な2匹との暮らし。ねこのために無駄な時間を省く日々-MINX 菊池ステファニーさん

 

 

―飼われているねこちゃんとの出会いを教えてください。

我が家には2匹おり、長毛なのがノルウェージャンフォレストキャットの「オスカーくん」で、短毛なのがロシアンブルーの「クパくん」です。2匹とも男の子で7〜8歳くらい。もともと飼っていた方が飼えなくなったため、2匹が1〜2歳のころに譲り受けました。2匹の赤ちゃん姿は知らないのですが、すごく馴染んでいて、今となってはいつのまにか家にいたという感覚です。

 

―オスカーくんとクパくんの性格・かわいいところ・好きなところを教えてください。

オスカーは本当に食いしん坊です。テーブルやカウンターに置いてある食べ物は、とりあえず一回口に入れてしまうので、すぐにしまうかカバーをかけないと全部荒らされてしまうほど。きっと食べることが何よりも好きなんだと思います。特に好きなのはチキンとサーモンのようで、食べている途中にハイタッチでアピールをしてきます。また、オスカーは人が大好きで、テレビを見ていたり、ベッドでごろごろしたりしていると上に乗っかってきて一緒の時間を過ごしてくれます。

 

菊池さんの上で一緒の時間を過ごすオスカーくん

 

クパは一緒に寝たり抱っこされたりするのがあまり好きではないのですが、距離を保ちつつ近くにいる感じです。特に好きなのは仕事終わりの足。私がごはんを食べているときは、ずっと足にスリスリ甘えてきます。あとは人の洋服、新聞紙、段ボールの上に乗るのが好きで、どんなに小さな物でもずっとその上で寝ています。靴下が片方だけ見つからないときは、だいたいクパのお腹の下にあるんです!

 

ダンボールに乗るクパくん

 

-ねこと暮らしてからの生活の変化を教えてください。

ねこが毎日癒してくれるので、悩みごとが長引くことやイライラすることが減った気がします。ねこを見ていると「小さなことでクヨクヨしていても意味がないなぁ」と思えるんです。また、ねこは体調を崩しやすく、自分が出かける寸前に急ぎで対応しなければならないようなことが起こることもあるので、責任感が生まれ、時間に余裕をもって行動するようになりました。

 

お腹を見せて寝ているオスカーくん

 

-ねこと暮らしていて大変だったことを教えてください。

洋服にめちゃくちゃ毛がつくことと、早朝にご飯をねだって起こされること。接客業は清潔感が必要なので、コロコロは必須です! しかしどれだけコロコロをかけても、気がつくと毛がついているので本当に大変ですね。今は家を出る前にコロコロ、お店についてからもコロコロをかけています。またねこはとても早起きなので、夜明け前に「お腹が空いた」と起こされてしまいます。うちのねこは無視すると首のところを甘噛みしてくるので、絶対に起きなきゃいけないんです…。ですが、そのおかげで起こされてもまたすぐ寝る技を身につけました(笑)! 

 

―ねこが好きすぎてやってしまったことを教えてください。

仕事が終わって帰ってきたときなど、「疲れたから少しだけ」と横になっていると、いつの間にか体の上に乗ってきて寝てしまうんです。あまりに気持ちよさそうに寝ているので、起こさないために自分のお風呂やご飯の時間を先延ばしにしてしまいます。それだけでなく、喉が渇いてもトイレに行きたくても我慢してしまいますね。

 

―美容師がねこを飼うときに注意すべきことを教えてください。

ねこにかまう時間をしっかり作ってあげることだと思います。ねこは犬と違って少しツンデレなところがありますが、やはりしっかりかまってあげて愛情をたくさん注がないといけません。私は、飼う前よりスマホやテレビをぼーっと見ている時間が減り、仕事が終わった後も早く帰るようになりました。忙しくてねこにかまえる時間が取れない状態で飼い始めると、ねこにとっても自分にとってもストレスになるかもしれません。

 

―あなたの思うねこの魅力とは?

とにかく癒される存在です。家に帰るのが楽しみになりました。ねこは私の些細な気持ちにも気付いてくれ、いつも寄り添ってくれる、信頼できる仲間です。 

 

床でリラックスするクパくん

 

 

MINX

トップスタイリスト/菊池ステファニー(きくち すてふぁにー)

1991年生まれ東京出身、2012年山野美容芸術短期大学卒業。2012年MINX入社。オーガニックカラーや白髪ぼかしを得意とし、親子2世代で担当することも多い。またお客さまと体にいいことや健康について話すことが好きで、トータルなライフスタイルの提案ができるよう、常に勉強し続けている。

 

>愛猫と運命的な出会いをしたNNN NOBUさん。ねこのために DIYまでしてしまう強すぎるねこ愛!

 

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