サロンもシェアの時代!GO TODAY・オオイケモトキさんの働き方新機軸

2018.01.15

シェアサロンは掃除が一番大変!?

 

 

―運営に携わって、どのような気づきが得られたでしょうか?

 

僕自身の話ですが、フリーランスの美容師だけをやっているのであれば、自分とお客さまのことだけを考えていればよくて楽なんです。そこをあえてシェアサロンを立ち上げた理由は、フリーランスの美容師としては経験値を積んだという自負があり、次のフェーズにいきたかったからです。そのためのチャレンジが今回のシェアサロンのオープンなのですが、実際にやってみると、美容師さんの事も考え、お客さまのことも考えてとなり、当たり前ですけど、自分中心ではいられません。

 

―フリーランスの方がシンプルな働き方ですよね。具体的には何が大変ですか?

 

初めは掃除が大変だったのですが、現在はメインクルー(月額契約美容師)のメンバーで分担しています。自分で使った個室は元通りの状態に、共用スペースは任意で持ち回り、オンラインの掃除チェック表で共有しています。みんなとても協力的で、こういった部分でも「コミュニティ」を重要視してきたことのメリットが表れています。助け合いですね。

 

また、効率化に取り組んでいる部分もあります。たとえば、レセプショニストの代わりに担当者の名前を押すと、それぞれ端末に呼び出し音がくるというようなシステムを置いています。無駄な人件費をかけたくないので。美容師さんの利用料を上げないための工夫です。

 

 

―実際に利用者の方の負担になる経費としてはどのようなものがありますか?

 

カラーリングやパーマの薬剤は基本的に持ち込んでいただきます。(※)個人専用のロッカーを提供しているので、そこに定期間保管していただくことが可能です。シャンプー剤、タオルなどの消耗品に関してはこちらが提供していますが、それぞれこだわりのものがあれば、持ち込み可能です。

 

※「スポット契約」での利用の方には、備え付けの薬剤もご用意しています。料金は別途かかります。

 

―最後に、これからの事業展開についてお聞かせください。

 

月額契約の美容師を数百人規模にしたいなと思っています。さらに主要都市にサロンの数を増やしていきたい。そして最終的には企業として上場したいですね。

いまは無理にモノを所有する必要がない時代ですよね。必要なモノ・コトはみんなでシェアすればいいんです。物理的なものに高いコストをかけるのは無駄だと思います。集客もオンライン、予約も、カルテも、発注もアプリでやって、サロンを貸してくれる所さえあれば何もいらないんですよ。これからは豪華なサロンではなく、高いスキルと人間力を持つフリーランスの美容師が求められる時代。そんな時代だからこそ、シェアサロンの役割はますます大きくなると思います。

 

プロフィール
パーソナル美容師/オオイケモトキ

東京都出身。大学中退後、フリーターを経て国際文化理容美容専門学校国分寺校に入学。卒業後、「Of HAIR」で美容師のキャリアをスタート。2014年ごろからメディアを立上げ、『365日綺麗な髪』を実現する【ショートヘア】のプロフェッショナルとしての情報発信を行なう。

http://oikemotoki.com/

 

(取材・文/末吉陽子)

 

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