「ショート」が得意なだけじゃない! sandが爆速で成長し続ける理由 −sand/島崎譲さん 絹村友也さん−

 

2017年9月のオープンからわずか2年で3店舗まで拡大。ショートカットが得意なサロンとしてグイグイと知名度を上げ、飛ぶ鳥を落とす勢いで爆進するヘアサロン「sand」。

 

有名サロン出身の代表島崎譲(しまざき じょう)さんと絹村友也(きぬむらゆうや)さんに、爆速で成長するサロンの秘密を聞きました。まずはsand誕生前夜のエピソードからどうぞ!

 

【取材風景ダイジェスト】

https://youtu.be/r7FmRi00YtA

【取材風景ダイジェスト】

 


 

島崎の努力する姿を見て「この人は売れるわ」と思った(絹村)

 

<左:島崎さん><右:絹村さん>

 

QJ編集部:前職の大型サロンでも店舗代表として活躍されていた島崎さん。当時の活躍ぶりを聞かせてください。

 

島崎:最初から順調だったわけではないですよ。シャンプーの合格は同期の中でドベでしたし。パーマを覚えて、入客したときも薬剤でお客さまの服を汚してしまったりとか…。どんくさい感じだったんですよね。

 

でも、24時間本気で美容と向き合い、お客さまに喜んでもらうための技術とサービスを身につける努力をしました。その結果、店長や店舗代表などにサロンの歴代最年少で抜擢されたんです。

 

絹村:僕は、島崎が店舗の代表まで上り詰めるところを見ていたんですよ。島崎が教えてくれたのは、カットの仕方とかそういうことではなく、「どうしたらお客さまに喜んでもらえるのか」とか、美容師としての姿勢についてでした。

 

特に印象に残っているのは、どんなに仕事で遅くなっても、島崎は顧客のカルテを詳細に書いていたことですね。その姿を見て「そりゃ、この人は売れるわ」って思いました。

 

島崎:その日に来たお客さまがどんな人で、どんな会話をしたのか、どんな薬剤を使ったのかなど、カルテに書き込んでいたんです。サロンのPCで管理していたので、お店を閉めるまでに終わらせないといけない。書ききれないときは、帰宅してからスマホでメモしておいて、次の日にパソコンで入力したりしていました。

 

 

絹村:それを毎日やっているのを僕らが見ていたわけです。カルテには使った薬剤しか書かない人もいますが、島崎は事細かにお客さまのことを記録して、次にそのお客さまの予約が入った時点で、何を提案するか考えてから入客することを徹底していたんです。

 

島崎:SNSもそこまで普及していなかったから、どれだけお客さまが戻ってくるかが重要でした。ファンになってもらうための準備をしていたんです。お客さまをきれいにすることで、「ここにきてよかった」とお客さまに思ってもらいたい。お客さまの喜ぶ顔が見たいというのは今もずっと思い続けています。

 

>絹村はヤバいくらい下手だったけど誰よりも努力していた(島崎)

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