実は仕事につながる趣味!? 人気美容師に聞いたフットサルにハマるべき理由

出会いによって美容師としても人としても磨かれていく。フットサルは新たな世界への窓口─ASSORT TOKYO 杉山良平さん

 

 

ASSORT TOKYO

スタイリスト/杉山良平

1987年生まれ。神奈川出身。ベルエポック美容専門学校卒業。BARBERスタイルのスペシャリスト。スタンダードなBARBERスタイルからビジネス向けスタイルや少し崩したスタイルまで幅広く得意とする。現在は、YouTube「Over30美容師が好きなことに挑戦たまに美容も」でボールタッチスキルアップチャレンジ中。

YouTube:「Over30美容師が好きなことに挑戦たまに美容も」

 

─「フットサル」をはじめたきっかけを教えてください

もともとは、小学生からやっていたサッカーを社会人になっても続けたいと思っていたのですが、サッカーは人数を集めるのが難しくて。少ない人数でもできる方法はないかと考えていたところ、個人参加フットサルというものを知りました。個人参加フットサルは、自分でメンバーを集める必要がなく、簡単に参加できるので、すぐハマりましたね。

 

フットサルには週1回は参加したいと思っているのですが、なかなか行けないこともあります。そこで、参加できないときは、朝5時50分に起きて自主練のボールタッチとランニング、筋トレを実践。ただやるだけでは続かないと思ったので、練習している姿をYouTubeにアップしています。録画で実際の姿を見ると、自分が想像している動きとまったく違っているので、上手な人の動画と比較して改善点を見つけるのにも役立っていますね。

 

─「フットサル」の魅力は?

1番は知らない人と出会えることです。特に、その日コートで初めて会った人と、フットサルのゲーム中にコンビネーションがうまく決まったときは、快感ですね。集まってくる人は多種多様で、これまでに経営者やデザイナー、消防士、プロサッカー選手、モデルなど、さまざまな業界の人に出会いました。フットサルが、普段の生活とはまったく異なる自分の居場所を持つ機会になっていますね。

 

もし他業種の人や初対面の人と交流する機会を持たずに、一つの狭いコミュニティにいるだけだったら、知識も教養も考え方も幅が出ず、偏ったものになってしまうかもしれません。だから、フットサルを通した出会いの数々が、人間的にも、美容師としても成長につながっていると思います。

 

友人とのフットサルに参加している木村さん

 

─「フットサル」が美容師の仕事にどのような影響を与えていますか?

お客さまと一緒にフットサルをすることもあるため、リピートしてもらいやすくなりました。サロンワークでは、お客さまがフットサル経験者だとわかったら、フットサルにお誘いするようにしています。リピート狙いではなく、単純にフットサル仲間を増やしたいから声をかけているので、ヘアカットのリピートはないけど、フットサルではつながっているという人もいらっしゃいますね。

 

また、うちのサロンは海外のお客さまも多いのですが、フットサルの話題は世界共通だと感じています。現在はセルビアでプレーしている、現オーストラリア代表のミロシュ・デゲネク選手が来店してくださったこともあるんですよ。

 

とはいえ、美容師の仕事に結びつけようと意識し過ぎてしまうと、フットサルの純粋な楽しさがなくなってしまうので、お客さまと一緒にフットサルをするときは、あえて仕事の話はしないようにしています。

 

─「フットサル」に興味のある美容師さんや、何か趣味をはじめたいと思っている美容師さんへメッセージをお願いします

個人参加フットサルは、コートによってシューズやウェアのレンタルもあるので、体ひとつで参加できます。都内近郊にコートが多いのも参加しやすいポイント。また、さまざまな業界に属する人たちに出会えるので、フットサルを通して、美容師としての視野が広がるはずです。仕事以外で世間と触れ合うえる貴重な機会にもなるので、飛び込んでみてください! 何より、単純にフットサルは楽しいです。ぜひ一緒にやりましょう!

 

<まとめ>

フットサルは、初心者や経験者と関係なく、ひとりでも気軽に参加できる環境ができ上がっているからこそ、さまざまな業界から人が集まるよう。ただ、みなさんが無理に美容師の仕事に結びつけようとせず、フットサルを心から楽しんでいるからこそ、新たな発見や出会いが生まれているのかも。新しい世界と出会いたいなと思ったら、ぜひフットサルにトライしてみてくださいね。

 

(取材・文/リクエストQJナビDAILY編集部)

  ライフマガジンの記事をもっと見る >> 

  re-quest/QJ navi DAILY  Instagram

  re-quest/QJ YouTube

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング