サロン歴代最速デビューを果たしたスタイリストにフォーカスする企画「最速デビュー！ロケットスターター美容師」。スピードデビューが全てではないものの、誰よりも早くステージに上がるには「志」と「戦略」と「努力」が欠かせないはず！

新卒で入社したサロンを半年で辞め、1年間の遠回り。そこからONYX（オニキス）に中途入社して始まったchisato（チサト）さんの挑戦。最速デビューだけでなく、デビュー後に最速で売上を立てたいと考えているアシスタントさんにもおすすめのインタビューです。

1年の遅れを取り戻し最速デビューすると決めた、ONYX入社の日

編集部：chisatoさんは、新卒でONYXに？

chisato：いえ、私、新卒で入社したサロンを半年で辞めてしまったんですよ。ハイトーンがやりたいという希望があったのですが、なかなかそれができる環境じゃなくて。このままだと美容師の仕事自体が嫌いになってしまいそうという危機感がつのったんですね。そのあとは半年ほど美容師以外のバイトをしていたのですが、縁あってONYXに入社しました。

編集部：1年遅れで再スタートを切ったんですね。

chisato：はい。入社した時に社長に相談し、遅れを取り戻して最速デビューを目指そう！と決めました。

編集部：ONYXのカリキュラムは、どのように進んでいくんでしょうか？

chisato：ONYXでは、入社初日にデビュー日を決めて、それに向けてカリキュラムを立てていきます。先輩スタイリストとの面談を重ねながら、レッスン計画を組み、カリキュラム表を作るんです。私は1年10カ月でデビューできるようにカリキュラムを設定しました。ONYXのアシスタントは通常2〜3年でデビューすることが多いので、それに追いつきたいというスケジューリングですね。このスケジューリングはアシスタントそれぞれで異なり、自分のペースに合わせて設定することができます。

それぞれの希望で決めるオーダーメイドのカリキュラム表

編集部：カリキュラム表があると、自分の進度が明確になりますよね。

chisato：はい。それも最短デビューに結びついたんだと思います。

カリキュラム自体は、シャンプー、ブロー、コテ巻き、カラー、ブリーチ、パーマ、縮毛矯正、カットという順番で進んでいきます。私は中途入社でカラーはすでにある程度できていたので、ブリーチやパーマから本格的なレッスンに入りました。

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