REDEAL ope. 代表・金子圭介のコトダマ「人生を変える施術」白髪手術はREDEAL代表中村雄樹の一言から生まれた

 

美容師として歩むなかで、時に迷い、壁にぶつかる瞬間は、誰にでも訪れます。そんなとき、背中を押してくれるのは“言葉の力”かもしれません。シリーズ「美容師のコトダマ」では、第一線で活躍する美容師たちが心に刻んできた“人生を変えた言葉”を紹介します。

 

今回はREDEAL ope. (レディアルオペ)代表の金子圭介(かねこけいすけ)さんが登場。「白髪手術」で大ブレイク後も、利他の心で多くの悩める女性を幸せにし続ける金子さんが大切にしている言葉を紹介していただきました。必見です。

 


 

REDEAL代表・中村雄樹の言葉「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

 

 

僕がずっと心に留めている言葉があるんです。オープンのときにREDEAL代表・中村雄樹から教わった、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざです。

 

美容師としていろんなお客さまを担当できるようになったり、売上が伸びたり、評価される場面が増えると、どうしても気持ちが浮ついたり、少し調子に乗ってしまう瞬間があると思うんです。でもこの言葉は、成果を出す人ほど謙虚であれ、ということを教えてくれました。

 

 

だから僕は、どんな立場や状況でも謙虚であることを意識しています。中学生や高校生のお客さまに対しても必ず敬語を使いますし、アシスタントや年下のスタッフにも同じように敬意を払います。「お客さまだから丁寧に」「後輩だからラフに」ではなく、誰に対しても変わらずに接すること。結果を出せば出すほど、謙虚さを忘れず、周りの人に敬意を持って接する。中村からもらったこの言葉は、僕の美容師人生の軸になっています。

 

売上が上がると、周囲からの目線も変わります。お給料も上がるし、自分のやりたいことに時間やお金を使えるようになる。でもそこで独りよがりになってしまったら、美容師としての成長は止まってしまうと思うんです。

 

「スタッフや身近な人への施術を、より真剣にやれ」

 

 

REDEALのオープニングスタッフとして加わって、まもなくのことです。スタッフから「カラーをやって」と軽いノリで頼まれました。美容師だけあって難しい履歴の髪でしたが、普段からスタッフ同士でヘアカットしたり、カラーをしたりしています。自分の中では「それなりにやっているつもり」でスタッフのカラー塗布をしていました。

 

そのとき、僕の施術を見ていた代表の中村から言われたのが、「お客さまより、スタッフに施術するときこそ真剣にやれ」という言葉でした。

 

 

 

当時はちゃんとやっているつもりだったものの、今振り返ると、営業としてカラーをしていた訳ではないので、プロ意識全開ではなかったかも。もっと考えて塗り分けを工夫したり、配慮して、どんな時でもベストを尽くすべきでした。。

正直、友達や身近な人、スタッフ相手だと「まあこれくらいでいいか」と気を抜いてしまうことがあると思います。僕も知らず知らずのうちに、「身近な人だから許されるだろうという気持ちのゆるみがあったのかもしれません。でも「近いからこそ真剣に向き合うべき」と。家族や友達、仲間を相手に雑な仕事をしてしまったら、結局それがお客さまの前でも出てくるかもしれない。逆に一番近い存在に全力で向き合えば、その姿勢は自然とお客さまに対しても現れるはず。そこから「誰に対しても妥協しない」という意識を持てるようになり、技術を突き詰める礎になりました。

 

 

>「白髪やってみれば?」から始まった「人生を変える施術」

 

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