「好きな美容師ランキング2025」二連覇! いさなさんが語る、2025年の変化と次の挑戦

 

リクエストQJの恒例企画「好きな美容師ランキング」。美容師が同じプロとして評価し、投票するこのランキングで2025年度のグランプリに輝いたのは、ADITION(アディション)のいさなさんでした。いさなさんは、2024年に引き続き二度目のグランプリとなりました!

 

グランプリをお祝いすべく、リクエストQJ編集部がいさなさんを直撃! SNS時代の象徴的存在でありながら、代表就任、書籍出版、ヘアショーへの挑戦――濃密だった2025年を経て、変化した価値観とは?ランキングの結果だけでは見えてこない、いさなさんの今後の展開などについて縦横無尽に、率直な言葉で語っていただきました。

 


 

2連覇という結果の裏で、何を考えていたのか。

 

 

QJ編集部:「好きな美容師ランキング2025」、昨年に続いてグランプリ、二連覇となりました。おめでとうございます!

 

いさな:ありがとうございます。正直なところ、今年は難しいかもしれないと感じていました。他の美容師さんもそれぞれの形で熱い思いを伝え、支持を広げているのが伝わってきました。全体として例年以上に注目度の高い年だったと思います。

 

 

QJ編集部:今回、いさなさんは「こういうランキングあります」という発信もしていらっしゃらなかったですよね。

 

いさな:今年は逆にチャレンジャーとして、あえて大きく発信しない選択をしました。これだけ注目度の高いランキングなので、いろいろな関わり方があっていいと思っていますし、SNSで呼びかけることも一つの努力だと思っています。ただ個人的には、「今、自分はどんなふうに見られているんだろう?」というのをフラットに知りたかった。宣伝の有無に関わらず、日々の仕事や姿勢を見てくれている人がどれくらいいるのかを試してみたかったんです。そういう意味で、今年はあえて静かな挑戦をしてみました。

 

その結果としてグランプリをいただけたことは本当に嬉しいですし、「ちゃんと見てくれている人がいるんだな」というのを、去年に引き続いて実感できた。応援してくれている人たちの存在を、こういう形でわかるのは本当にありがたいですね。

 

QJ編集部:ランキングを見て、何か思うことはありますか?

 

いさな:昨年を振り返ると、若い美容師さんたちや美容学生に対して継続的にアプローチしてきた方々が、ランキングに名を連ねている印象があります。日々の発信や取り組みが、時間をかけて若い世代に届き、その積み重ねが可視化された結果なのだと感じますね。

 

 

QJ編集部:改めて、いさなさんの2025年を振り返りたいです。

 

いさな:振り返ってみると、いい意味で細かな記憶が追いつかないほど、いろいろな出来事が重なった一年でした。ADITION代表取締役就任をはじめ、セミナー、ヘアショー、書籍の出版など、色濃い一年でした。

QJ編集部:一つずつ紐解いていければと思います。まず、ADITIONの代表に就任したことでどんな変化がありましたか?

 

いさな:自分で言うのもおかしな話ですが、尖った部分があまりなくなって人間として丸くなった感覚があります。それは間違いなく、スタッフの成長によってもたらされたことなんです。今までは、ADITIONというサロンやブランドを「自分が背負わないと」と無意識に力が入っていた部分がありました。でも今は安心して任せられる場面が増えたんです。そうすると、自分に求められる役割もまた変わってきます。今は、現場を引っ張ること以上に、スタッフの新たな道を切り開くことが自分の責任なのだ、と考えるようになりました。

 

代表に就任してから、自分の言葉が持つ影響力や、スタッフに発する言葉の“重さ”も強く意識するようになりました。例えば、自分が何気なく「しんどいな」とか言ってしまったら、受け取り方次第ではサロン全体の空気に影響が出るんですよね。だからこそ、発言する前に一回立ち止まり、「この言葉は、みんなにどう伝わるかな」と考えるようになりました。その影響力に早い段階で気づけたのは大きな学びだったと思っています。

 

 

QJ編集部:スタッフの方の成長はもちろん、いさなさん自身も成長された年だったんですね。セミナー等でのコミュニケーションや伝え方にも変化はありましたか?

 

いさな:考え方の軸は大きく変わっていないんですけど、伝え方は確実に変わりました。以前はどこか「ついて来れる人だけが来ればいい」というスタンスが強かったと思います。でも一人ひとりにそれぞれのやり方や、目指したい方向があるのだと自然に受け止められるようになりました。全員が同じスピードで、同じ地点を目指す必要はない。それぞれのペースや選択に寄り添いながら、自分なりの言葉でサポートできたらいいなと考えるようになりました。

 

>記憶がないほど濃かった2025年。代表就任、書籍出版、ヘアショーを振り返る

 

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