「心の振れ幅」でお客さまの心を掴む! #ブリーチパーマDaB藤間洸さん#♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人

今やSNSは美容師にとって欠かせないツールです。そこで、Instagramで#♡♡♡♡♡♡♡(スタイル・技術名)で検索した際に、そのときの人気TOPに上がってきたスタイル写真を作った美容師さんにそのスタイル・技術についてのこだわりや、SNSの使い方などについて伺います。
今回は#ブリーチパーマ。TOPにあがってきたのはDaB daikanyama(ダブダイカンヤマ)のスタイリスト藤間 洸(とうま ひかる)さんの投稿でした。藤間さんはどのような努力をしてTOPに出てくる人になったのでしょうか。取材の中から読み取れたキーワードは「心の振れ幅」。DaBの職人気質と、ニーズを読み取る感覚が生み出す藤間さんのブリーチパーマの魅力に迫ります。
ブリーチ毛でもパーマを可能に。DaB「パーマラボ」で研究を重ねて技術を確立

―今回、#ブリーチパーマで検索したところ、藤間さんの投稿が上に出てきました。#ブリーチパーマは一際難しい印象があります。そんな技術を打ち出そうと考えたのはなぜだったのでしょうか?
僕は現在入社7年目なのですが、僕が新卒で入社したときのDaBはハイトーンカラー、デザインカラーの全盛期だったんですよ。カラーの達人がたくさんいたので、アシスタントだった僕もカラーの技術は自然と向上していきました。
ただ、カラーで抜きん出るのは簡単ではないですし、自分があまのじゃくだったこともあって、ジュニアスタイリストになる直前に打ち出しをパーマにシフトしようと考えたんです。同じタイミングでDaBではパーマラボが立ち上がっていてブリーチパーマの技術も研究が進んでいました。それに参加して研究するうちに、ブリーチ毛へのパーマも提案できるようになっていった、という経緯です。

―パーマラボで研鑽を積んだんですね。
はい。僕がデビューした頃はちょうどパーマラボが活発でした。ロングからバッサリ切るお客さまの髪を提供していただき、「ブリーチ3回の髪」「健康毛」「グレイカラー」など条件が異なる素材に同じ薬剤でかかり方の違いを研究するんですよ。それを積み重ねてデータをとっていくと、実際のお客さまを施術する前にどんな結果になるかがある程度わかって、デザインに当てはめることができるんですよね。なので、僕のブリーチパーマはパーマラボでの研究があってこその技術だと思っているんです。

―職人気質であるDaBの美容師さんならではですね。とはいえ、髪の状態によっては、ブリーチ毛のお客さま全員に、パーマ施術ができるわけではないかと思います。パーマをお断りする場合もあるのでしょうか。
最近はケア剤もかなり優秀なので、ブリーチ1回程度なら、ほぼ健康毛にパーマをかけるのと同じくらいの感覚で施術できます。ブリーチ2〜3回でもできるケースは多いので、全体でいうとお断りするのは3割くらいですね。「それでもやりたい」という方には、どれくらいのモチベーションで来店されているのかを探ります。
例えば、縮毛矯正をしていて、その後ブリーチして、さらにパーマをかけたいというケース。これは基本的にはお断りしています。ただ、「就職前に一度パーマをかけてみたい」とか、「髪がダメになってもいいからやってみたい」という方もいるんですよね。そういう場合は、お店にある同意書を書いてもらったうえで施術に入ります。
とはいえ、やっぱり怖いので、まず後ろの内側の目立たない毛を数本取ってテストカールをします。カウンセリングを進めながら5〜10分くらいで一度チェックして、毛髪の体力診断をするんです。ブリーチを2回していても、もともとの毛がしっかりしていて、キューティクルも整っている場合は耐えられることもあります。そういうときは「いけそうですね」と判断して施術します。
ただし、その場合は必ず、起こりうる最大のマイナス要素も説明します。最後にヘアケアのルールやセット方法までしっかり伝える。そこまで丁寧にカウンセリングして、やっと成り立つ施術なんです。

―かなり繊細なカウンセリングが必要そうですね。
そうなんです。ただ、ブリーチ2〜3回を繰り返している方は、おしゃれや美容に関心のある方が多いんですよね。さまざまなケースを想定した髪質の見極めが必要な一方で、カラーでもパーマでもヘアデザインを楽しみたいという思いの強い方が多いんです。そこをしっかり寄り添ってカウンセリングすると、かなり信頼してもらえるんですね。そういうお客さまは、その後も顧客になってくれることが多いです。
思うに、「ブリーチ2〜3回しているからパーマはできないかも」というマイナスからスタートして、「パーマをかけられた! しかもおしゃれに!」という100点を導き出せると、その分「心の振れ幅」が大きくなるんですよね。心の振れ幅が大きいほうが、感動が生まれ、心を掴みやすいということなのかもしれません。
>デビュー前にフォロワー8万人へ。リール動画とSNS導線設計でブリーチパーマを発信