ママ美容師を全力で応援するオンラインサロンを開設!埼玉のサロンヘアデザイン3214ゆうこさん

 

2度の出産を経験し、子育てをしながら美容師を続ける難しさを経験してきた「ヘアデザイン3214」のゆうこさん。自身の経験をもとに、子育てをしながら美容師を続けたいと願う女性をサポートするオンラインサロン「MAMABI FAMILY」を立ち上げました。その活動に至った経緯と思いなどについて、おうかがいしました。

 


 

就職後1年で出産のために退社

 

 

高校卒業と同時に、生まれ育った埼玉県内の美容専門学校に進みました。卒業後は県内の美容室に就職しましたが、1年ほどして妊娠が発覚。その頃は産休の制度がなく、仕事は辞めるしか選択肢はありませんでした。

 

産後、子どもが歩き始めたら仕事を再開しようと思っていました。1歳3カ月でようやく歩き始めて就職活動をスタートし、2カ月ほどかけてやっと就職先を見つけることができました。

 

パートの方が多い美容室で、子どもの保育園のお迎え時間に合わせて働くことができたのですが、基本的にカットは先生が行い、アシスタントは練習ができない環境でした。いずれスタイリストになりたいと思っていたので、そこは残念でしたね。

 

美容師ではない他の職を体験して

 

 

1年ほどして、引っ越しを機に、自宅に近い美容室に転職しました。転職先の美容室でもやはりカットの練習をするのは難しかったのですが、オーナー夫妻が「家庭中心で働いていいよ」と言ってくださり、働きやすい環境ではありました。2人目の子どもも考えていて、そのこともお伝えして理解してくれたので、安心していました。

 

でも1年ほどたち2人目を妊娠したころ、ちょうど東日本大震災がかさなり、サロンの経営状態が悪化したことから、「お客さんがいないので、辞めてほしい。」と言われてしまいました。急な話だったので、ショックでしたね。

 

他の美容室への転職も考えましたが、「カットができないから、雇ってもらえないかも」とカットスクールに通おうと調べてみると学費が高くて…。子育てをしながら美容師を続けるのはやはり難しいと思い、「楽しく人と関われる仕事」にしぼって仕事を探し、近所のドーナツ屋のパートを見つけて働きました。

 

>夫がオープンした美容室に、アシスタントとして入社

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