採用担当が語る“本気の採用基準” fifth編 「絶対にfifthで働きたい」という情熱を見たい

サロンの“本質的な魅力”を感じてほしい

 

-採用担当として思わず好印象を抱くポイントは?

 

・サロンへ当たり前に足を運んだ上での共感

 

 

実際にサロンへ足を運び、施術を受けたうえで「技術に惹かれた」「スタッフの雰囲気が良かった」などのお話をしていただけることですね。

最近は「インスタグラムを見ました」、「SNSで技術を拝見しました」といった声も多くありますが、やはりサロンの生の雰囲気を体感してこそわかることがあると思っています。

技術や人といった“本質的な魅力”は、画面越しでは伝わりきらない部分です。だからこそ、fifthのサロンづくりや人にしっかりと触れ、その上で共感してくださる方に出会えると、心から嬉しく思います。

 

−逆にマイナスなイメージを抱くポイントは?

 

・利己的な人

 

利己的な方です。自我や個性が強いことは全く問題ないのですが、自分だけがよければいいと思っている方のイメージは良くないですね。先ほどもお伝えしたとおり、fifthではチームプレイを重視するからこその考え方です。いくらやる気があっても、人を蹴落としてまで上にのしあがろうとするタイプは合わないと思います。

周りを巻き込み、引っ張っていくタイプであって欲しいです。

 

-採用された方に共通している点はありますか?

 

・ビジョンへの深い理解

 

fifth groupのビジョンに共感し、自分自身の将来を重ねられる方だと想います。近年入社したスタッフは、新卒・中途を問わず、本当にfifthの理念を理解してくれていると感じます。そのうえで、「自分がこの場所でどう活躍していきたいか」をしっかりイメージできている人が多いですね。イケてるビジョンのもと、イケてる集団を創っていきたいと考えていますし、同じ志を持つコミュニティで、頼り頼られ生きることはとても幸せなことだと思います。

 

-早期退職された方に共通している点はありますか?

 

・働くことへの覚悟が十分ではない

 

一人も辞めていい人はいないし、どこまでいっても自分達の責任で常に内省しているという前提の元でお話しをすると、新卒で入社して半年以内に退職するアシスタントが数名いるというのが現状です。スタイリストの離職はほぼありません。退職の理由は体調面などさまざまですが、あくまで個人的な推測として、働くことへの覚悟、現実的な生活のすり合わせが十分でなかったのかもしれません。そうした方々に対して、私たちが入り口からもっと向き合い、伝えるべきことがあったのではないかと内省し、今後の課題だと考えています。

 

-採用残り枠1名に対して最終候補者が2名。最終的にどうやって決める?

 

・愛される人材か

 

正直、迷うなら2人とも採用したい(笑)。

でも実際、そうしたケースはよくあります。fifth groupの面接には各ブランドのメンバー数名が参加します。その中で「この子を育てたい」と思う人数が多いほうを採用しますね。それでも迷った場合、360°評価でサロンワーク試験を共にしたスタッフの声を聞きます。一緒に働いたアシスタントが応募者のことをよく見ているからです。そして、彼らが「一緒に働きたい」と思う方を採用するのが双方にとって最も良い形ですからね。

 

 

-最後に、新卒・転職者のみなさんにメッセージをお願いいたします。

 

・fifth groupのリアルな熱を体感してほしい

 

面接以前に伝えること、伝えられることは多く、すでに面接前から出会いは始まっています。

「情熱」を伝えるためにも、fifthの選考を受ける前にぜひサロンへ足を運び、スタッフと積極的にコミュニケーションを取ってほしいです。そうすることで、単なる面接対策ではなく、お互いの理解が深まり、入社後のギャップも少なくなるはずです。

 

全体を通して少し厳しいことを言っているように感じるかもしれませんが、私たち迎える側も人間です。やはり、多くの接点があって親近感を感じる方とは、「一緒に働きたい」と素直に思います。

ぜひポジティブな気持ちで挑戦してください。fifth groupは応援しています!

 

プロフィール
fifth group
小川皓功(おがわ てるいさ)/人事
京都府生まれ。中野製薬、日本ロレアルを経て、2023年10月からfifth groupの一員となる。
主にHR領域を担当している。

 

(文/リクエストQJ編集部)

 

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