採用担当が語る“本気の採用基準” sand編 共通点は「美容師として売れたい」という熱い思い
「売れたい」という熱い思いがある人が輝く環境を作りたい

─採用された方に共通している点はありますか?
・美容師という仕事に向ける熱意
sandに入社する人に共通するのは、「思いきり美容師をやりたい」「たくさんのお客さまを担当したい」という思いです。端的に言えば「売れたい」という気持ちが強い人ですね。私たちも、そうした思いが叶う環境を提供したいと思っています。
見学や説明会に何度も足を運んでくれた人には、面接の中で将来像を聞くことも事前に伝えています。あらかじめ考えてきてもらうことで、その人の本気度がより見えてくるからです。
細かくキャリアプランを考えてくる人もいれば、「愛される美容師になりたい」と抽象的なワードで表現する人もいて、そこに正解・不正解はありません。ただし、採用されたスタッフに共通しているのは、「売れたい」という強い思いだと思います。
─早期退職された方に共通している点はありますか?
・家の遠さ、体力面がネックに
sandは現在、銀座、表参道、池袋と、いずれも都心エリアに展開しています。そのためサロンから離れたところに住みたい、実家から通いたいという人もいるんですよ。ただ、通勤時間が長くなるとどうしても体力的な負担が大きくなり、結果的に早期離職につながってしまうことがあります。
説明会などで「できれば近くに住んでほしい」と話していますし、家が遠いことで辞めてしまうケースが実際にあるという現実も、包み隠さずに伝えています。ただ、それでも遠方を選ぶ人も。結果的に、長く続かない場合が多いのは事実です。
-採用残り枠1名に対して最終候補者が2名。最終的にどうやって決める?
・sandに懸ける思いの強さ
前提として、その2人が本当に素晴らしい人材だった場合、まずは社内で「採用枠を広げよう」と話し合います。それでも難しい場合、最後は思いの強さで比較することになりますね。
面接の受け答えだけでなく、スタイルブックやこれまで何度お店に来たかなど、行動も含めて見ていきます。もちろん、サロンや説明会に来た回数は、採用基準や条件には入れていません。ですが、「sandが好きなんだな」という思いは伝わりますし、やはり印象にも残ります。結果的に、プラスに働く場面があるのは間違いないのかなと思います。
-最後に、新卒・転職者のみなさんにメッセージをお願いいたします。
美容室は数え切れないほどあり、素敵な会社も本当にたくさんあります。だからこそ、サロン選びで一番大切なのは、たくさんのサロンを見ること。多くのサロンを見て、比較して、心から「ここに入りたい」と思える場所を選ぶことがマストです。新卒で最初に入るサロン選びも、中途で美容師人生をやり直すサロン選びも、皆さんの人生にとってすごく重要な選択になると思います。表面的な情報だけで決めたり、実際にサロンに足を運ばないまま判断するのではなく、自分自身が納得できるまで向き合ってほしいですね。
また、僕たちsandは、美容師という仕事を本気で、そしてスタッフと一緒になって楽しみたいと思っています。数ある仕事の中から美容師を選んだあなたの人生を、より豊かにするために。sandとしてできることは、全て全力でやっていくつもりです。少しでも興味を持ってもらえたら、ぜひ1度お店に来ていただけたらと思います。

- プロフィール
-
sand 銀座/店長
河野 涼(かわの りょう)
前職を経て、2019年にsandに入社。2年前に採用担当に就任。銀座店の店長として活躍する傍ら、会社説明会や外部で行われる就職イベントにも精力的に参加し、sandの認知度&募集人数アップに励んでいる。
- 1 2