スーパーポジティブは性格じゃなく仕組みだ! 10カ月で売上200万アップしたACQUA最年少副店長・坂内諒太朗 SNS毎日更新×毎週撮影×モデルハント当たり前を“仕組み化”して結果に変える

勢いのあるスタイリストを束ねる表参道コレクション

 

 

表参道コレクションは、サロン激戦区の指折りのサロンが総出演するヘアショー。僕がディレクションを担当し、ヘアメイクはもちろん衣装やデザインまで“全部自分たちの手作り”で挑みました。勢いのあるスタイリストでチームを組み、素材選びから縫製、フィッティング、当日の見せ方までを一つひとつ擦り合わせていく。正直、大変です。でも、その過程がいちばん面白いんですよね。

 

一方で、僕がまとめすぎると無難になり、個性を出しすぎるとバラける。僕が意識したのは、“核”と“遊び”を分けること。ヘアの骨格・衣装のシルエット・音の尺といった“核”は先に固定し、色味や質感、ウォーキングのニュアンスなど“遊び”の余白は現場で広げる。決めるべきラインをはっきりさせることで、各自のクリエイティビティが生きると学びました。

 

 

コレクションを通じて得たのは、人を巻き込む力です。店舗運営と同じように、相手の良いところを先に見つけてその場で言語化して褒める、「それ、最高。じゃあここを任せたい」と役割に翻訳する、最後に「一緒にやろう」と自分の熱量を載せて誘う。言葉だけで投げても響かない。背中で“本気”を見せることの大切さを、骨身にしみて理解しました。

 

次の一歩は“トレンド特化型”の新店舗

 

 

ACQUAで培った信頼や実績を土台に、次はACQUAがさらに未来へ進むための挑戦をしていきたいです!その時々の時代に合ったトレンドを発信できるサロンを新しくつくることで、既存店の魅力を守りながら、ブランド全体としての表現の幅を広げていきたいと思っています!

 

もう一つは、売上500万円を超えるトップスタイリストへの成長です。数字は目的ではなく「お客さまの信頼の総量」。そのために、これまでのやり方をさらに仕組み化します。

 

 

副店長としては、数字が伸びて空気も良くなる店を実現するのが役割です。自分が率先し、背中で示し、人を巻き込み、結果を形にする。関わる人を幸せにする。そのシンプルな軸を携えて、これからもACQUAを前に進めていきます!

 

(文/外山武史  撮影/菊池麻美)

 

プロフィール
ACQUA
副店長
坂内諒太朗(さかうち りょうたろう)

長野県出身、ベルエポック美容専門学校 原宿校卒。2019年入社、22年ルーキースタイリスト、24年スタイリスト、25年に最年少で副店長就任。トップクラスの売上を誇り、最年少で副店長に就任した実力派美容師。技術力だけでなく、後輩指導やマネジメントにも力を注ぎ、チームの成長を牽引。常に明るくポジティブな表参道店のムードメーカー。

 

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