美容師として長く輝き続けるために欠かせないのは、“自分らしく成長できるサロン”と出会うこと。働き方の多様化が進む今は、技術習得のスピードや目指したいキャリア、ライフスタイルに合わせてサロンを選べる時代になりました。

そこで今回、リクエストQJキャリアデザイン事業部が注目したのは、個性を伸ばしながら働ける3つのサロン。最短デビューを叶える教育体制が魅力の『ヘアークリアー』、大人女性に寄り添う少人数制・表参道のプライベートサロン『AcRo（アクロ）』、そして日本初上陸の新業態として“ウェルビーイング”を提案する『Lush HairLab（ラッシュヘアラボ）』です。実際に現場で働く美容師の声を通して、“自分にいちばん合うサロン”の見つけ方を一緒に探してみませんか？

高校生から美容師へ。最短デビューを実現し、翌月120万の売上を記録

プロフィール

『ヘアークリアー獨協大学駅前店』スタイリスト

井坂 陽菜（いさかひなた）さん

2003年、埼玉県生まれ。高校卒業後にニューロードへ入社し、通信課程で学びながらアシスタントとして勤務。美容師免許の取得と同時に、2025年4月スタイリストデビューし、翌月には120万の売上を記録。

美容師免許の合格と同時に、3年デビューを実現

―専門学校へ進まず、就職を選んだのはなぜですか？

ニューロードには、通信で学びながら働ける制度があります。3年後に美容師免許を取得すればデビューできるという教育体制が整っています。実践の接客を早い段階から経験できる点も魅力で、「そのほうが効率的に成長できる」と思い就職する道を選びました。

―技術練習は、どのように進めていましたか？

シャンプーから始まり、3年間でカットまでできるカリキュラムがあります。営業時間外にウィッグ練習やモデルさんを呼んで技術を磨き、できるようになったらテストを受け、合格すればお客さまに入れるという流れです。また、3カ月に一度の1週間のスクーリングでは、本社に先生が来てくださって、国家試験対策の座学と実技を集中的に学びます。

―働きながら学ぶのは大変だったと思いますが、どのようにモチベーションを保っていましたか？

入社当初、オーナーから「3年後の4月1日にデビューしよう」と声をかけてもらっていたので、その日を強く意識していました。練習は強制されるわけではありませんが、最短デビューを叶えたい気持ちがあったので頑張れましたね。2年目には4カ月ほど少し遠い店舗に移動した時期があり、そのときは練習時間が減ってしまって…。そこで改めて、練習できる環境のありがたさに気づいたんです。それからは毎日しっかり練習するようになりました。

―先輩たちが練習をしっかり見てくれる環境だそうですね。

はい。本当にありがたい環境でした。毎回先輩が見てくれて、アドバイスをしてくれるんです。私はお客さまの要望を引き出すカウンセリングが苦手で、そこに一番苦戦していたのですが、モデルさんでの練習を重ねながら先輩にアドバイスをいただき、経験を積む中で少しずつ身につけていきました。

モデルさんは約1年間、ほぼ毎日のように来てもらっていました。minimoなどのアプリを活用したり、、家族や友達もたくさん協力してくれました。無料で施術できることもあって何度も来てくれたので、とても助かりましたね。

デビュー翌月には売上120万超えを達成

―4月にデビューして、5月には売上120万を超えたそうですね。

はい。新規のお客さまも多かったんですが、アシスタント時代にヘッドスパで指名してくださっていた方が来てくれたのも大きかったです。デビューが近いことをお伝えしていたので、「じゃあカットもお願いしようかな」と言ってくださって。本当に嬉しかったですね。

―スタイリストとして8カ月経ちますが、売上は順調ですか？

少しずつ上がってきて、今は140万円ほどです。今月は150万円を目標にしています。売上が上がると先輩たちがすごく褒めてくれるので、それがモチベーションになっていて。社内ツールLINE WORKSの掲示板には「今月頑張った人」として名前が載り、そこにみんながコメントをくれるんです。それを見ると嬉しいし、「来月も頑張ろう」と思えるんですよ。

―得意なスタイルはありますか？

お客さまの男女比は半々くらいですが、韓国系の“後ろに流すメンズスタイル”が好きで、作っているときはとくに楽しいですね。最近は、自分の得意分野にも気づきました（笑）。デビュー後も定期的な練習会があり、店長やマネージャーに教えてもらったり、外部講師によるカット講習もあります。他社の技術も学べるので、撮影に活かしたり、自分の幅が広がっていくのを感じています。今は、着付けも勉強中です。

井坂さんの社内コンテストの作品

―社内コンテストもあるんですよね。

はい。毎年10月に全店舗のスタッフが参加するコンテストがあります。カット部門やワインディング部門、ウィッグを使ったクリエイション制作など、技術と感性を磨ける機会です。11月にはホテルで「ニューロード祭」が開催され、その場で受賞者が発表されます。毎年とても盛り上がるイベントです。

良好な人間関係が魅力。休日にみんなで外出することも

―ニューロードの魅力は何ですか？

スタッフ同士の仲の良さだと思います。先日も、社長を含めてみんなでホテルのビュッフェに行き、そのあとお台場で遊びました（笑）。いろんな立場の人と関わることで、たくさんのアドバイスがもらえますし、本当に環境に恵まれているなと感じています。

―今後の目標を教えてください。

まずは、指名客を増やすことです。これから後輩もデビューしていくので、フリーのお客さまを後輩に回せるようにしたいですね。後輩を育てながら自分の実力もつけて、いずれは店長などの管理職にも挑戦したいと思っています。

将来的には、ネイルやアイにもチャレンジしたいですね。ここはトータルビューティサロンなので、幅広く美容を学べる環境が整っています。技術の幅を広げられるよう、いろいろ挑戦していきたいです。

＞美意識の高い大人女性に選ばれる表参道『AcRo』で、自分らしく働こう！