【ALBUM】敏腕ディレクター伊藤佑記さん&トップスタイリスト西添まゆらさんに聞く!精鋭スタッフの育て方

 

IT技術を駆使したマーケティング戦略で、群を抜く集客力を誇るサロン『ALBUM』。人気集客サイトの予約数全国1位を4年連続で獲得し、昨年12月はディレクター・伊藤佑記さん率いる銀座店が1位をマーク。カット&カラー4800円〜という料金設定ながら、売上6500万を叩き出しました。その裏側にあった努力、そして次々とトップスタイリストを生み出す教育法とは?

入社3年で目標を叶えた伊藤さんと、彼の下で働く精鋭トップスタイリスト・西添まゆらさんのインタビューをお届けします。

 


 

バッターボックスにどんどん送り、トライ&エラーで苦手領域を強化

 

—伊藤さんは、どのようにスタッフを育てているんですか? 

 

伊藤:うちはとにかく忙しいので、営業中に現場で教えることが多いですね。美容師としてどこで働いても食べていけるように育てたいので、そのためにお客さんへの”提案力”をまず身につけてほしいと思っていて。ALBUMは4800円という料金が入口ですが、単価はその倍で1万を超えているんです。だからスタッフには提案力をつけさせたい。営業中は、お客さんとどういう会話をしているのか、どういう接客をしているのかを近くで見て、裏で「今のはイケてた」「ここはもっとこうしたほうがいい」というように細かくアドバイスしています。

 

 

—勉強会なども定期的にされているんですか?

 

はい。他店舗から毎月トップスタイリストが来て、ブリーチなどそれぞれの得意分野を教えたり、レッスン会や勉強会を毎月実施しています。最近はブランディング強化に力を入れているので、撮影会をしてダメ出しもします(笑)。それから、ALBUMには一人ひとりの売上項目を「指名」「トリートメント」「店販」というように細分化して管理できるアプリがあるので、それを見て弱い部分は強化していけるようにバックアップしていますね。

 

—西添さんは、最初そのアプリに驚かれたのでは? 

 

西添:めちゃくちゃびっくりしました(笑)。「現実きたー!」みたいな感じで、落ち込むことも多くて。でも、単価が低いときはどこに原因があるのかがすぐに分かるので、「トリートメントの提案ができていなかったんだ」というように次の課題へと繋がります。私は顧客ゼロからのスタートでしたけど、10カ月で指名売上100万に届くようになりました。

 

 

伊藤:自分の弱い部分を見つめ直せるというのは、すごくいいと思うんですよ。じゃないと、給料は稼げません。給料は「どれだけ人を幸せにしたか」という数字だと僕は思っていて。単価は顧客満足度だし、指名はどれだけお客さまに必要とされているかだと思うんです。ALBUMには圧倒的な集客システムがあるので、下の子たちはバッターボックスにどんどん入って数をこなすから、腕は上がっていきます。レベルが上がったら指名料を上げていけるし、質を精査しながら挑戦とフィードバックを繰り返して前進できる環境なので、新人でも売れるシステムができているんですよ。だから、誰が入っても必ず売れます。問題はお客さまを再来させる力なんですけど、そこは本人のマインドが必要で。それをどうやってサポートするかは人によって違うと思いますが、僕の場合は“家飲み”です(笑)。

 

>一人ひとりの夢とゴール地点を探り、道筋を作ってあげることが大事

 

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