【BGフォトコン2023】審査員に直撃!中村雄樹、花岡瑠斗、いさな、岩本桂弥のここだけの話。就職活動のヒントが満載!学生〜アシスタント時代のお宝写真も要チェック

 

–審査員の皆さんは、採用する側の立場になると思うんですけど、どんな新人と働きたいですか? 新人スタッフに期待するのは、どんなことですか?

 

いさな:美容師の仕事って、楽しいことの延長線上にあるものだと思うんです。楽しく仕事をしたいという思いでこの職業を選んだ人が多いと思うから、その気持ちを持ち続けられる人は絶対的に強いと思います。

 

 

岩本:例えば友達と遊んでいる時でも、「ちょっとファッションスナップを撮らせてよ」と言って、遊びの中でも事前にクリエイティブなことをやっちゃうとか。友達や恋人の髪を巻いて、撮らせてもらうとか。趣味の延長で写真を撮ったりする子は、美容師として質の高いエンジンを持っていると思う。

 

いさな:受け身になりがちな子、周りの目を気にしたり、周りからの意見を待っている子は多いなと思います。学生時代の僕は、周りが何と言おうと自分がやりたいことをやるし、自分が好きなことをやるし。それが僕なんだと思っていました。

 

花岡:なんか、いさな君、カッコいいなー。

 

中村:周りの意見も大事なんだけど、自分を持っていることも大事だし。そのバランスが大切ですね。ここであえていさな君に聞いてみたいんですけど、もし、いさな君みたいな新人が入社を希望したらどうする?(笑)

 

アシスタント時代の中村さん

 

いさな:僕が採用担当だったら、自分みたいな子はあんまり採用しないかもしれません。実際のところは、その時によると思いますが…。例えば現時点での自分と、数年先の自分とでは違うじゃないですか。その時、その場面で必要な人材って、毎年違うから。あえて言うならワンピースの麦わら一味みたいに、いろんな子がいたらいいな。

 

花岡:いさな君もそうだけど、サロン単位でも、時代に合わせて美容業界はどんどん進化しているから。だからサロンのニーズもそれぞれ違うと思うんですよね。僕は今年から採用を担当していて。シンプルな話ですけど、僕たちは接客業なので、人に対して良い感情に持っていける人であることがまずは必須条件。顔の表情なども含めて、自分の感情を伝えられる人、笑顔で話せるような、気遣いができる人がいいですね。お客さまやスタッフからも愛される人じゃないと、たぶんどこかのタイミングで腐ります。

 

MINX入社2年目のプロフィール写真。花岡さん

 

岩本:うちはサロンがオープンして、どんどんスタッフが入社しているんですが、結局のところは一緒に働いてみないと分からないですよね。だから素直だなと思う人は採ります。純粋な気持ちのままうちに来てほしいって思います。

 

花岡:今はSNSをやっている学生さんがほとんどだと思いますが、採用の時に重視しますか?

 

中村:明らかにインスタの構成が暗すぎると、心の健康を疑ってしまうかも。だけど実際のところ、学生さんのインスタに関しては、採用の合否ではあまり重視していません。インスタを頑張っている人が、美容師を頑張れるかはまた別問題ですからね。

 

アシスタント時代の中村さん

 

いさな:僕は学生さんのインスタを見るのは好きなんです。作品を投稿することも大事だけど、自分をどこまで見せているかも見ますね。美容師って見られる職業だし、常に評価されるんですよね。自己表現が上手い子がいたら、期待してしまいます。ファッションが好き、ヘアも好き、メイクも好き、自分の顔も出しますっていうオープンな子、自分をさらけ出せる子とかいいですね。

 

花岡:なかなか難しいかもしれないけれど、SNSで自分自身を発信できる人ってすごいと思うし、それを毎日投稿していたらすごいと思うんです。あと自分がどんな風に見られたいかというイメージ設定をして、そこに向けて世界観を作り上げている人にピピッとくるんですよね。

 

アシスタント時代の花岡さん

 

岩本:美容学校に行くと、僕のインスタを見てくださいって学生さんからよく言われるんです。何のためにやってるのかっていうのを自分の中でちゃんと認識できた上で、SNSを動かしてる人は、そこに魅力があるのは確かです。みんなが言うように、自分が出せている人はすごいし、ビジネス的にやるんだったらとことんビジネス寄りで攻めていく方がいいかも。

 

中村:今回の「BGフォトコン2023」も、就活のアピールポイントになるはずです。全力でやっている人は写真を見れば分かるし、カッコいい。今回、僕が審査員としてどんな写真を選ぶかはまだ始まったばかりでふわふわしている段階です。ですが、学生さんたちの感性に触れることがとても楽しみですし期待しています。

 

いさな:そうですね。自分自身をカッコよく撮るのもアリだと思うし、モデルを撮るにしろ、ヘアで勝負する写真も見てみたい。固定概念なく、自由に表現してくれたらと思います。

 

花岡:モデルの性別も関係なく、男女ペアでもいいですし。年齢もファッションの路線も自由でOK。ぜひご応募をお待ちしています!

 

 

「#BGフォトコン2023」と投稿して応募しよう!

審査員を務めるのは中村雄樹さん、花岡瑠斗さん、いさなさん、岩本桂弥さん。4人それぞれの目に留まった作品に対して、審査員特別賞を合計8名様にお送りします。栄誉ある審査員特別賞の受賞者には、プロ向け美容卸・通販サイト「ビューティガレージ」で2万円分のお買い物ポイントを贈呈します! 

応募方法は簡単。Instagramに「#BGフォトコン2023」「#ビューティガレージ」をつけて投稿するだけ。応募期間中は何度でも投稿可能です。

【投稿テーマ】
BEAUTY MOMENT
あなたの視点から作り上げた「美しい瞬間」をInstagramの投稿写真で表現してください。ヘアをメインとした人物撮影であること。撮影機材不問、スマホ投稿OK。モデルの性別、世代、ヘアスタイル、衣装、背景、画角も自由。ヘア&メイク、ファッションを含めたトータルコーディネイトで、あなたの周りにあるBEAUTY MOMENTを写真で切り取り、「#BGフォトコン2023」「♯ビューティガレージ」をつけて投稿してください。

 

https://www.qjnavi.jp/special/trend/beautygarage_photocontest/

 

(文/QJナビDAILY編集部)

 

 

 

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