死ぬ間際に思い出す「栄光の記憶」を、今この瞬間につくり続ける -suburbia 石川ヒデノリの習慣 前編-

 

“外国人風ヘア”の先駆者として、一時は新規月600名が殺到したという人気美容師「石川ヒデノリ」さん。ご自身で経営するsuburbia(サバービア)は、東京・青山で4席のスモールサロンから1棟ビルの規模まで成長しました。ブローもアイロンも必要なく、”乾かすだけで決まる“スタイルを提唱しており、2023年6月、49歳で開始したインスタグラムでは、軽快なトークで深い美容理論を展開。タブーを超えたリアルな話題が視聴者から支持され、瞬く間にフォロワー1.8万に。今回はそんな石川さんの「普通ではない習慣」に迫ります。インタビューは前編・後編の2回、まずは前編からどうぞ!

 


 

趣味や旅行を楽しんでいる場合じゃない

 

 

僕は「死ぬ間際に思い出す光景」って趣味のこととか、旅行先の風景とかじゃないと思っているんですよ。きっと、苦難を乗り越えて何かを成し遂げた瞬間とか、自分の事業が世の中の誰かを幸せにしているとか、そういう光景だと思う。趣味に費やす時間がもったいないので、自分の人生にとって大切なものを、今思う存分にやっておきたいと考えるタイプです。

 

たとえば僕は今、1年以内にInstagramのフォロワーを3万人まで増やすという目標を定めて、毎日本気でSNSをしています。本気でやっていたら休んでいるヒマはないですよ。今朝だって、起きたら数十件のコメントやDMが届いていました。そのほとんどがフォロワーからの質問です。動画がバズったときは通知が止まらないし、オイルなどのプロダクトについて話すとアンチも湧きますし、本気でSNSをやっていたら、やることはいっぱいあります。

 

 

ちなみに、SNSを始めたのはわりと最近のことです。僕が49歳でSNSに飛び込んでウリになると思ったのは僕のキャリアです。30年美容師をやっている人間が、本気の美容論を、専門用語を一切使わずに、わかりやすく伝えたらそれがウリになると思って始めました。10年美容師と30年美容師じゃ周りの受け止め方が違うと思うんですよ。

 

>知識・理論系でもなく、感覚オシャレ系でもないのが石川流

 

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