fifthグループ代表木村允人さんのびよう道 ~堕落から革新へ!超高収益・高還元企業をつくり、幸せな美容師を増やす〜

「こいつらの信頼を裏切れないな」覚悟が決まる

 

 

みんなで豊かになるにはどうしたらいいのか、真剣に考えるようになったのは、後輩が増えてからです。「こいつらの信頼を裏切れないな」って思うと覚悟が決まるんですよね。

 

昔はアシスタントが辞めても「しょうがないな」と思うしかなくて、引き留める権限もなかった。「なんでこの子たちが辞めるのに、経営者側はこんなにドライなんだろう?」っていう違和感はあったんです。雇用してるのに何の責任もない感じで、人をモノみたいに扱って。この文化を変えていかなきゃいけないと思いました。

 

 

会社が小さいときは、僕の思いだけで後輩を守れた。でも今はグループで230名以上います。次の新卒が80人くらい入ってくれる予定だから、あっという間に300人、500人ってなってくるんですよね。僕はトップとして雇用を守らなきゃいけない。300人、500人の先にいる家族や生活まで守らないといけないと思っているんですよ。

 

綺麗ごとに聞こえるかもしれないけど、僕の理念は「スタッフファースト」であり、「対価を与え続ける」こと。対価、つまり報酬はトップの判断で上げられると僕は思ってるんです。そのためには企業の体力を作り続けなきゃいけないから、売上と利益に固執しているんですよ。

 

目指すは超高収益・高還元「美容業界のキーエンス」

 

 

美容業界は労働集約型だから、人がすべてじゃないですか。だから、一番かけなきゃいけないところは人件費です。経営者はみんな「人件費が一番かかる」と言うけどそれは違う。「かかる」じゃなくて「かけるべき」なんです。

 

だから最近、「美容業界のキーエンス(超高収益・超高報酬で有名な企業)」って言葉をよく使っています。稼げないって言われたこの業界を払拭するために、まずは僕らが先頭に立って、対価をしっかり出せる会社をつくりたいんです。

 

 

この6年で会社の売上は約20億増、今期は25億くらいになる予定です。6年前に1店舗だったのが、12月で19店舗、3月ぐらいには多分21〜22店舗になっている。美容室とアイラッシュ含めたら、もう30店舗あるんですよ。

 

若い世代には可能性しかないから、今の幹部たちに次の会社を任せてもいいと思っています。そういうチャレンジができる会社にしたい。目標は「この会社に入ってよかったな」と思える場をつくること。「みんなと一緒にやれてよかったな」と感じられる環境をつくること。学生時代の青春の続きのような場所になればいいなって思っています。

 

>まだ何も成し遂げていないから、一人前じゃない

 

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