【上原俊樹】トレンド構築や技術教育を牽引するfifthテクニカルディレクターに直撃。会社の繁栄を支えるマインドセットと今後の展開に迫る
会社の繁栄を支えるマインドセットは”利他心”
――テクニカルディレクターとしてスタッフを率いる立ち位置になり、どのような思いで仕事と向き合っていますか?
僕は目の前のことをがむしゃらにやってきただけで、あまり先のことを考えるタイプではないんですね。今は本部にも心強い仲間がたくさん増えて、安心して現場で働ける環境にも恵まれていて。でも、やるべきことはしっかりやるとか、人のことを考えて行動する”利他心”は大切にしています。何かを頼まれたら、現場の責任者としてそれ以上のことをやるようにはしてますしね。常に願っているのは、会社がますます繁栄して、みんなが幸せになってくれたらいいなということだけです。

――レディースサロンとメンズサロンに加え、アイブロウサロンやアパレルなども展開して、fifthはますます事業拡大が見込まれますね。
スタッフの中にはレディースに挑戦するために異動する人もいますし、アイブロウサロンに行く人もいたりします。手荒れで悩むスタッフはバックオフィスに行くこともできたりするので、事業が拡大すればfifth内で職種を変えることができるんですよね。来年あたりから、リクエストの多かったバーバーの事業展開も考えていて。理容師の活躍先が広がるので、今後はそこにも挑戦したいなと話しています。僕は個人的に、サウナをやりたいんですよ。そこで、みんなとコミュニケーションをとれたらいいなって(笑)。いつか、それも実現させたいですね。


- プロフィール
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上原 俊樹(かんばるとしき)/fifthグループ テクニカルディレクター
大分県生まれ。ハリウッドワールド美容専門学校卒業後、上京。都内のサロン2店舗を経て、26歳のとき『fifth』に入社。途中からメンズに特化し、卓越したパーマ技術と知識で社内の技術教育を牽引。fifthグループを牽引する一人として、セミナー講師や大手メーカーの商品監修など幅広く活躍中。
Instagram:@fifth_kanber
(文/織田みゆき 撮影/松林真幸 MIKAN inc)