渋谷ミヤシタパーク周辺が激アツ!ロンドンから帰国して3年、”30歳で独立“の夢を実現した『GEEKS』代表TOMOの要諦は「サロンワークこそ原点」。海外美容師経験が導く新キャリア

 

ロンドン美容師のマイペースな働き方に感化

 

 

帰国までの期限が近づいてきたときに、最後の2ヵ月は外国人の髪を思い切りカットしたりカラーしたりしたいなと思ったので、知り合いのオーナーが経営する低価格帯のお店にうつり、たくさん入客させてもらいました。低価格といっても、カット料金は6000〜8000円です。向こうはカット料金3万とか、さらに高い料金を取るお店もあって、接客は基本1客1列なんですね。40〜50代のベテラン美容師はそれだけ技術力が高いという認識をされています。高級サロンで働くベテラン美容師は、1日3人切って10万くらいの売上を出すという働き方をしていました。週末だけ働く人もいて、時間に追われることなく、自分のペースでゆったりとカットする姿なんかもすごくかっこよかったです。

 

僕はファッションや現代アートが好きなので、イギリスの生活はすごく楽しめました。美術館が無料ですし、現代美術館にもよく足を運びましたね。コーヒーを飲みながらボーッとしたり、最高の時間でした…(笑)。

 

 

帰国後、新規に強いサロンでゼロからリスタート。顧客を獲得して独立

 

 

そんな暮らしを経験して、27歳のときに帰国し、心新たに渋谷の人気サロンに就職しました。そのときの採用担当が、塩澤さん(HAVANA代表)だったんです。顧客はほぼゼロからのスタートでしたが、新規がめちゃくちゃ来るサロンだったので、担当したお客さまには必ず次回リピートしてもらえるように心を込めて接客しました。

 

1年後、塩澤さんが独立して『HAVANA』を立ち上げることになり、僕もオープニングメンバーとして参加することに。そこで2年間働いて、30歳になったタイミングで予定どおり独立し、『GEEKS』をオープンしました。独立のことは塩澤さんに最初から伝えていたので、めちゃくちゃアドバイスをいただきました。お客さまも増やさせていただいて、本当に感謝しているんです。経営者としても尊敬しているので、僕は今あの人の背中を追いかけているんですよ。

 

 

>大好きな渋谷に出店。スタッフとお客さまが幸せになるサロンでありたい

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング