「韓国風パーマ」で旋風!コロナ禍をチャンスに変え、”選ばれる美容師”に。Heldin by apish代表・MAYUさんの奮励ストーリー

 

「内装もロゴも、すべて好きにしていいよ」とオファー





――『Heldin by apish』の立ち上げは、どのような背景があったんですか?

 

「韓国風パーマ」のヒットで社内売上1位を1年続けて、やり切ったな…と思っていたんですね。入社したときからトップになることは目標にしていたんですが、それが叶ってしまったので。去年がちょうど入社10年目という節目だったので、次のキャリアステップについても考えていました。そのタイミングで、社長から新ブランドの代表の話をいただいたんです。内装や店名のロゴも好きにしていいよ、と言ってくださったので、シンプルに面白そうだなと思ったんですよね。

 

場所は表参道から代々木上原に変わりましたけど、おしゃれで大人な街なので、次のフェーズのステージとしてもふさわしいんじゃないかなって(笑)。





――代表として、どんなサロンを目指していますか?

 

今はアシスタントと二人で4席のアットホームなサロンですが、ディズニーランドみたいに、夢を壊さない空間づくりを心がけています。清潔さはもちろんですが、目で楽しめるインテリアだったり、細かい気遣いなどのおもてなしにも注力していて。今のところ口コミはいいですし、お客さまは場所が変わっても変わらずに来てくださっているので、売上も以前とほぼ変わらなくて。

 

私はプロデュースが好きなので、アシスタントとサロンを一緒に作っていく作業は楽しいですし、この環境を与えてくれた会社には感謝しかないですね。今後の可能性の広がりも感じています。入社当時はこんな自分になれるなんて想像もしなかったですが、5年前にがむしゃらに頑張ったから、今の自分があるんだなと思っています。お客さまに喜んでいただける、素敵なサロンを作っていきます!






プロフィール
MAYU(マユ)/『Heldin by apish』代表
神奈川県出身。資生堂美容技術専門学校卒業後、新卒でapishに入社。アシスタント時代から数多くの撮影に同行し、25歳でスタイリストデビュー。”韓国風パーマ”の発信で注目され、一躍人気スタイリストに。社内売上1位を1年間達成したのち、2024年11月、東京・代々木上原にオープンした『Heldin by apish』の代表に抜擢される。
Instagram:ma_yu_c

 

(文/織田みゆき 撮影/松林真幸 MIKAN inc)

 

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