“Wライセンス”を武器に、日本橋で理美容を提供する高松秀和。理容サロンと美容サロンを経験し、地方出店の立ち上げ、独立出店を経験。実家のサロンを引き継いで新たなフェーズへ
Instagramは男女に向けて、独自スタイルで発信

――高松さんのInstagramフォロワーは7.7万人いらっしゃいますが、SNSはどのように取り組まれていましたか?
3000人の時点から本格的にスタートし、1万人を目標にいろんな手法で試行錯誤しました。大きく伸びるきっかけになったのは、3年前です。理容室の大会『バーバーバトル』に参加したんですが、その写真がバズったんです。入賞しなかったんですけどね(笑)。そこから7000人になって、どんどん増えていきました。インスタの利用者は20〜40代が多いので、レディースヘアは韓国ヘアのトレンドスタイルを中心に打ち出しています。メンズヘアに対しては、僕の武器である”刈り上げ”をメインに発信していて。なので、お客さまも刈り上げが多いです。毎日マンツーマンで営業しています。

――今後は、どんな展開を考えていますか?
母が年齢的に引退が近いので、そのタイミングでまた店全体のアップデートを図ろうかなと考えています。実家に戻ってきて5年ほど経ちましたが、まずはここでしっかり土台を作りたいですね。理容では外部の講師活動もしているのですが、そちらも続けていくつもりです。

(文/織田みゆき 撮影/宮崎洋)