ヘアメイクと美容師を両立するMIYUKIさんがNOVANで見つけた、自分らしい働き方とさらなる伸びしろ
技術を磨き、できることを増やしていきたい

フリーランスになってから、TRUNK(トランク)ホテルのウエディングと提携することになりました。ブライダルを本格的にやっていくにあたって、知識をちゃんと身につけておきたいと思って、提携先を探していたんですよね。挙式の流れやドレスのフィッティングなども教えていただいて、この1年でようやくTRUNKのお客さまに入れるようになりましたし、そこからブライダルの仕事もグッと増えましたね。外部に提携先を持つのはフリーランスではないと難しいので、それもフリーになって良かったことの一つです。
今は土日のどちらかにブライダルの仕事が入り、平日はたまに前撮り、それ以外のタイミングでサロンに出るというスケジュール感ですが、10月はブライダルのオンシーズンなのでサロンにはほとんどいないですね。逆に、成人式や卒業式シーズンはほぼ毎日サロンにいます。フリーランス2年目になって年間のスケジュールが見えるようになったので、3年目からは自分がどのように働きたいか、具体的にプランニングしていこうと思っているところです。

美容師とヘアメイクを両立していることで、ブライダルのお客さまにメイクやアレンジに限らず、カット、カラーなどの美容技術まで全て提案できるのはすごく強みですし、幅が広がりました。提案の幅が広いのは美容師としての武器にもなるので、すごくいいことだなと思うんです。ブライダルはヘアだけを作ればいいわけではなく、空間全体を見てトータルバランスで考えていくことが重要なので、毎回学びが多いです。また、人生の一大イベントですから、お客さまからすごく感謝されて、やりがいも感じられるのが魅力ですね。
「ヘアメイクをやってる美容師が良かった」と指名してきてくださるお客さまもいて、私にとって両立はメリットしかないですね。大変なのは、スケジュール管理くらい(笑)。私は働く環境が一箇所に定まっているより、ちょこちょこ変わっていろんな人と関われる方が性に合うなと感じているので、今はすごくのびのびと働けています。フリーになって停滞しては意味がないので、技術をさらに増やしたいと、アイブロウリスト(ハリウッドブロウ)の技術も学びました。常にモチベーションを維持した状態で動けていて、いい環境だと思います。

フリーランス2年目でかなり伸び代を感じることができたので、今年は広告のクリエイティブにも挑戦していきたいです。また違うジャンルで出来ることが増えますし、その技術をブライダルやサロンワークにも落とし込めると思うので。これからは多方面で活躍できるヘアメイクになりたいです!

- プロフィール
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MIYUKI(みゆき)/フリーランス美容師・ヘアメイク(NOVAN所属)
1997年、滋賀県生まれ。大阪ビューティアート専門学校卒業後、上京。都内有名店に新卒入社し、アシスタント時代からヘアメイクに携わる。6年間経験を積んで退社し、フリーランスに。『NOVAN』でサロンワークを行いながら、本格的にブライダルヘアメイクをスタート。アイブロウリスト(ハリウッドブロウリフト)の技術も習得。現在は、サロンワークとヘアメイクの両軸で広く活躍している。
Instagram:@miyuki_____________
(文/織田みゆき 撮影/Yui Ogano)