超忙しい=超うれしい! 「誰かに必要とされること」が僕の幸せだから GARTE ATSUTOSHIの「ポジティ部」【前編】

<Training01>ピンチからポジティブ思考を鍛えよう

コーチが体験したピンチをもとに折れない心のつくり方、前向き思考をトレーニング!

 

月間売上30万円…誰にも必要とされていない気がした

 

 

ロンドンのヴィダル・サスーンアカデミーの教育を半年間受けて、帰国後、22歳でGRADUATE(現:GARTE)の代表になりました。代表になるまでの美容師歴は1年半。未熟だったけれど、それを理由にスポンサーやサスーンスクールシップグローバルコーディネーターの石井さんなど、支えてくださるみなさんに迷惑はかけられません。もちろん、最初は売上が少ないことは想定内だったものの、人件費を引いて赤字という現状は受け入れられませんでした。その当時は、お客さまは1日に一人いるかどうか。三人いればいいほうだったんです。

 

人間って、時間があると余計なことを考えてしまいます。「この先どうなるだろう」「僕は必要とされていないんじゃないか」などネガティブ・スパイラルにはまった時期もありました。まったく売上がないのに休むのはあり得ないと思い、60日間連続で勤務したことも。暇な時間が多いから辛かったですね。

 

周りからはビラ配りやハントで集客するように言われていましたが、僕は人見知りだし、ビラ配りの効果も期待できないと思っていました。Twitterを始めたのは、ビラ配りやハントをしたくないことがきっかけだったんですよね。ビラ配りでアプローチできる人数には限界があります。けれど、SNSなら1時間で何千人にもアプローチできる可能性がある。僕は絶対にこっちのほうがいいと思ったんですよ。

 

 

たとえば、「カラー」で検索して「カラーしたい」とつぶやいている人を見つけたら直接、「サロンにこないですか?」と誘ってみる。自分に興味を持ってくれそうな美容学生にターゲットを絞って、学校を卒業して2年足らずでサロンを任されている僕の考えを伝えてみる。当時はまだTwitterをしている美容師さんが少なかったこともあり、専門学生を中心としたフォロワーが増えていきました。とくに「美容師をやるんだったら、結局は性格よくないとだめ。どんなに技術があっても性格が悪いと売れっ子にはなれない」という内容のツイートがバズって注目を集めるきっかけになりました。

 

サロンをオープンしてしばらくどん底を味わいましたが、Twitterで情報発信をするようになってからは右肩上がり。それからは、もっと働きたい、もっと仕事を詰められるって感じながら幸せな日々を過ごしています。

 

♦♦♦Training01のおさらい♦♦♦

 

サロンが暇なら自分の得意な方法で集客しよう! じっとしていたらネガティブの沼にハマってしまうよ!

 

>好きなことを続けられることが一番の幸せ! これは間違いない

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