新しい当たり前をつくる―トップサロンを飛び出したREGASEA代表・ハセタク。“すべてを凌駕する”サロンへ

独立の経緯――同期と描いた“もう一つの夢”

 

 

―ここからは、共同代表・小松嵜真弥さんにもご参加いただきます。お二人はもともと同期だとか?

 

ハセタク:はい。僕らは違う店舗で働いていましたが、僕がロン毛だった時代にハイライトをシンヤ(小松嵜真弥さん)に入れてもらったのがきっかけで、交流が深まっていきました。

 

小松嵜:ちょうど2024年の初め頃ですね。そこから自然と一緒に過ごす時間が増えていって。

 

ハセタク:「何か一緒にやろう」となって、動画制作やクリエイティブを始めました。その年からは著名アーティストたちの撮影など外部の仕事も増え、二人で制作した動画がカミカリスマの決勝作品にも選ばれました。

 

小松嵜:動画制作では、お互いに意見を出し合いながら作っていきましたね。僕らは常に刺激を欲しているタイプ。日常に慣れて変化のない毎日だと、売上が右肩上がりでも生きている実感が薄れてしまうんです。それで「これもやろう」「あれもやろう」と常に動いていました。

 

 

ハセタク:この取り組みは、会社への挑戦でもありました。結果を出して、僕らの熱量を示したかった。でも、その後でシンヤが「大きな夢ができた」と打ち明けてくれて。それが、僕が学生時代から思い描いていた夢とまったく同じだったんです。そこから「会社を辞めて、二人で実現しよう」という流れになりました。

 

―その夢とは?

 

ハセタク:10年後、渋谷にメンズの総合美容複合型の自社ビルを持つことです。

 

小松嵜:まさか、同じ夢を見ていたとは思いませんでしたね。運命を感じました(笑)。「男性の外見を変えて、人生を動かす」というビジョンは、以前から心にあったんです。ただ、経営するなら明確な目標が必要。年商や店舗数など具体的な数字を考えましたが、数字を追うと本質からズレる気がして、どうもしっくりこなくて。それで考え抜いた結果、“複合ビル”というビジョンにたどり着きました。

 

 

ハセタク:この話をしたのが2024年でしたが、新サロンのオープンを2026年1月と決め、2025年は前職でやり切ろうと誓いました。最大限に貢献し、自分たちの価値も最大化する。結果的に、やり切ってから独立できたことは本当に良かったと思っています。

 

 

眉毛サロンで“新しい当たり前”を形に

 

 

―お二人ともトッププレイヤーとして働きながら、出店の準備をするのは大変だったのでは?

 

ハセタク:すべてが大変でした。何から手をつけていいのかもわからず、まずは異業界も含め、たくさんの経営者に相談しました。独立にあたって決めたのは、「楽な道を選ばない」こと。資金面も二人で責任を持つと決めました。本当に一つひとつ形にして、ようやくオープンできたという感覚でしたね。

 

小松嵜:眉毛サロンを併設することも、大きな挑戦でした。ここ数年でメンズの眉毛ケアが浸透し、専門店も増えています。興味はあるけれど「どこに行けばいいか分からない」「探すのが面倒」という方は、少なくないと感じています。美容室で完結できれば、より気軽に最初の一歩を踏み出せるのではないかと考えました。

 

 

―実際の反響は?

 

ハセタク:おかげさまで好調です。当初はセット面をフロアにもう1席増やすか専用個室を作るか迷いましたが、併設型にして正解でした。約5,000円の価格帯ですが、専門のアイブロウリストが丁寧に施術するため、満足度も高いです。美容への投資意識が高まることで、お客さまの常識も変わっていく。眉毛にこだわることで、これまで以上に髪にも意識が向き、さらにファッションや体づくりへと広がっていくんです。外見への投資が“当たり前”になる社会をつくりたい。10年後に複合ビルが完成し、1日でそれらすべてが完結できたら最高ですね。

 

小松嵜:「すべての男性に自信と夢を」が僕らのコンセプトです。どれだけお客さまをかっこよくできるかに、全力で向き合いたい。REGASEAはその第一歩。いい意味で敷居は高くしすぎず、夢を与え続けられる場所でありたいと思っています。

 

ハセタク:みんなが自信を持って街を歩き、恋愛も仕事もうまくいく。そんな前向きな人が増えて、社会全体が明るくなったらいいなと思っています。

 

 

―店名『REGASEA』の由来は?

 

ハセタク:「LEGACY(受け継ぐもの)+REGAL(王)+SEA(海)」を掛け合わせた造語です。僕は漫画『ワンピース』が好きで、海賊王への憧れが原点にあります。そこから“海”や“受け継ぐもの”というキーワードが広がっていきました。直訳すれば「海の王」。大人気サロンという大海原から旅立っても、僕らはまた別の海で頂点を目指す。その覚悟と、仲間とともにその景色を見て喜びを分かち合いたいという想いを込めています。

 

>「他の経営者が寝ている間、僕らは動く」

 

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