デビュー初月売上227万円でAIR史上最短デビュー! 池田勇輝が語る“圧倒的成長曲線”の裏側

緊張の中実際のサロンワークを再現「スタイリストチェック」

 

 

編集部:スタイリストデビュー前の最終試験、「スタイリストチェック」はどんな内容ですか?

 

池田:AIRで一番緊張するイベントかもしれません(笑)。カラーは事前に仕込んでおいて、当日は麻布の本店(当時)にモデルさんを連れて行きます。そこで、決められたタイム内でカットとスタイリングまで仕上げます。

 

事前にモデルさんの悩みや希望を伺います。その上で「今日はこういうスタイルを提案します」という「カウンセリングシート」を提出し、実際のサロンワークを再現する形になります。技術だけでなく、会話や所作、立ち振る舞いまで見られています。

 

 

編集部:一発合格でしたか?

 

池田:1度落ちています(笑)。スタイリングのとき、普段はあまりやらないんですけど、片側だけ耳にかけたスタイルにしたんですよ。顔をしっかり見せたかったのでやってみたんですけど、そのバランスが微妙だったみたいで。2回目のチャレンジで合格をもらったときはうれしかったです。「やっとスタートラインに立てた」という感覚でした。

 

初月売上227万円 ロケットスタートはこうして生まれた

 

 

編集部:そしていよいよスタイリストデビュー。初月の売上は227万円と伺いました。AIRでも記録的な数字ですよね。

 

池田:そうですね。3年前のことですが、今もその記録は更新されていないと聞いています。

 

編集部:なぜそこまでの数字を出せたのでしょうか?

 

池田:アシスタント時代からモデルとして協力してくれていた人たちが、デビュー初月にそのままお客さまとして来てくれたことが大きいです。1年目から空いた時間はすべて練習にあて、休日にもモデルカットを通じて、信頼を積み上げていったんです。「スタイリストになったら絶対に予約してね」。そうやって、地道に準備してきました。

 

 

実際、スタイリストチェックで合格をもらったあと、その人たちに一斉に連絡して、デビュー月の予約をぎゅっと詰めて。結果として初月に売上が集中して、227万円という数字に達することができました。

 

>初月の反動と、「紹介」中心で伸ばしていくという選択

 

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