最速デビュー!ロケットスターター美容師 COA編 初月売上歴代最高210万円も「僕にとっては通常運転」 “JKの神様”伊藤達也の最速デビュー物語

休日にモデル8人!人の3倍の練習でデビューを前倒し

 

 

編集部:スタイリストデビューまでの日々の練習はどう取り組んでいましたか?


伊藤:僕はアシスタントの頃から、基本的に休日もほとんど取らずに練習していました。営業前は一番早くお店を開けて、朝7時とか8時からモデルさんに来てもらうことも。営業後も遅くまで残ってウィッグを切ったり、モデル施術をしたりしていました。多いときは1日に6〜8人のカットモデルを入れていて、一日中ずっと練習していました。

 

カリキュラムのテスト日を待つのではなく、休日にモデルを8人呼んで営業中に先輩に見てもらうなど、とにかく前倒しで進めました。カリキュラム通りに進めていたら時間がかかりますから。カットモデルを呼ぶのも最初は大変なんですけど、僕は前のサロン時代から渋谷でモデルハントをしていたので、声かけにも慣れていました。だからこそ誰よりもモデルさんを呼んで、毎日モデルカットをすることができたんです。

 

 

編集部:驚くほどのモデル数をこなしていて、本当に圧倒される体力ですね。


伊藤: それ、よく言われるんですよ。学生時代からずっと体を動かしてきたからだと思います。中学・高校ではバスケ部に所属していて、キャプテンも務めていました。幼稚園から空手を始めて、全国大会でベスト8に入ったことも。相当ハードな練習を積んできました。今までキックボクシングのジムにも通っています。

 

そんな感じなので、朝早くから夜遅くまで練習やモデル施術を続けてもあまり疲れを感じなかったんですよね。実際、先輩や周りのスタッフからは「不死身?」って言われるくらいで(笑)。自分では特別タフだと思っていなかったんですけど、体調を崩すこともほとんどなくて、おかげで誰よりも長時間動き続けられるのかなって思っています。

 

新卒と同条件!COAでは電話対応から再スタート

 

 

編集部:カリキュラムはどのような流れでしたか?

 

伊藤:本当のゼロからやり直しだったので、まず電話対応からスタートしました。そのあとにシャンプーを一からやり直して、次にカラー。さらにパーマ、ブリーチ、縮毛矯正と一通りの技術を全部クリアしてから、ようやくカットに進めるという流れでした。全ての課題を積み重ねていって、最後はショートスタイルの仕上げテストをクリアして、デビューにたどり着きまました。

 

編集部:一番苦労したのは?

 

 

伊藤:苦労は感じていないんですけれど、悔しかったのは、トリートメントのテストに落ちたときですね。カットやカラーじゃなくて、まさかトリートメントでつまずくなんて思ってもいなかったので、かなりショックでした。

 

COAでは自社で作っているトリートメントもあって、こだわりもすごく強いんです。今振り返れば「当たり前だな」と思うんですけど、当時は「なんでこんなところで落ちるんだろう」って本当に悔しかったです。メンタル的にも一番きつかった瞬間かもしれません。

 

でも、その経験のおかげで「一つひとつの技術を甘く見ちゃいけない」と心から思えましたし、最後まで気を抜かずに走り切れたんだと思います。

 

 

>デビュー直前、お客さまの期待を裏切らないために必死だった

 

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