最速デビュー!ロケットスターター美容師grico編 エザキヨシタカ流「3割増し」の法則で加速! 「最速デビュー」を有言実行した次世代エース grico星野未歩さん

SNSでのモデルハントが主流のなか、あえてリアルを貫いたワケ

 

 

編集部:カリキュラムはどんな流れだったんですか?


星野:シャンプー→カラー→パーマと合格して、カットに進むっていう仕組みです。カットも「ウィッグで合格→モデルで実践→次のウィッグ……」という感じで進みます。モデルカットの際は、私は外でモデルさんに直接、声をかける「モデルハント」がとんどでした。とくにラフォーレの前や渋谷の地下、表参道や下北の駅前なんかに行って声をかけてましたね。  

 

編集部:今はSNS募集も多いですが、リアルハントを中心にしているのはどうしてでしょう?

 


星野:実際に会って雰囲気を見られるし、相手にも私の人柄を伝えやすいからです。インスタより距離が近いですし、そこで生まれたつながりがずっとお客さんとして続くことも少なくありません。もちろん断られることもありますけど、その分コミュニケーション能力が鍛えられました。 

 

あとはgricoの良さを伝えたりして、「ここに来てることが、モデルさんにとってもメリットなんだよ」っていうのを伝えるようにしていましたね。同じ世代だと趣味や好みが合うことも多いので、私自身ミーハー気質でいろいろ知ってる分、そういう話で盛り上がることも多くて。モデルハントの時点で、その人とどんな共通点があるか探していたから、そこでぐっと距離が縮まることもたくさんありました。

 

弱音は吐けない……落ち込んだ様子を察して先輩が支えてくれた

 

 

編集部:技術面でいちばん大変だったのは?


星野:パーマですね。ウィッグを使ったワインディング練習があるんですが、私は焦ると雑になるクセが出ちゃうんです。ゴム掛けが斜めになったり、セットが崩れたり……。とはいえ、スタイリストになってから絶対必要になる技術だから、あのとき苦労しておいて本当によかったと思います。  

 

編集部:落ち込んだときはどうやって乗り越えたんですか?

 


星野:私は自分から「辛いです……」とはあまり口に出せないタイプなんですけど、先輩がうまく引き出してくれて、「自分だったらこうするよ」とか具体的にアドバイスをくれたので本当に助かりましたね。ご飯に連れて行ってくれたり、「一息つこうよ」って声をかけてくれたり。そういう支えがあったからこそ、今こうしてやってこられたんだと思います!

 

編集部:スタイリストデビューまでのテストやチェックについて教えてください。

 

星野:週1回のレッスンでウィッグを見てもらって、仕上がったら自分から「チェックお願いします」って感じです。モデルカットの場合も営業後などに呼んで「ここを直そう」「よかったね」ってフィードバックを何度も受けて……。だから最終的な「レイヤー合格!」をもらうまでは、とにかく練習と本番の繰り返しでした。  

 

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