最速デビュー!ロケットスターター美容師 SCREEN編 本気で憧れた先輩を、超えたかった 似合わせカットとの格闘とヘアショーを走り抜け、周囲からの応援を糧につかんだデビュー SCREEN 岩城那奈美さん

朝7時半の努力が習慣に変わるまで

 

 

編集部:入社後は、デビューに向けてどんな風に努力してきましたか?


岩城: 毎朝の練習がすべての基礎でした。コロナ禍で夜にモデルさんを呼ぶのが難しく、“朝型”の練習スタイルが自然と定着しました。アシスタント仲間と「明日も起こし合おうね」と連絡を取り合い、6時半に起きて、毎朝7時半にはサロンに到着。営業前の2時間半を練習に充てていました。

 

一緒に頑張る先輩や同期の存在も心強かったです。アシスタント時代は技術チェックの時間がとても貴重で、「1分も無駄にしたくない」と毎朝必死でした。

 

「似合わせ」というデザイン力の壁

 

 

編集部:カリキュラムはどのような流れでしたか?

 

岩城:まずシャンプーやカラー、ヘッドスパなど基礎技術を半年で学びます。技術ごとに細かい基準があり、先輩からの合格が出るまで練習を重ねます。その後カットに進み、ベーシックカット10スタイルを学んだ後、モデルさんでのテストに入っていきます。

 

悩むことも多いけれど、技術だけでなく「似合わせ」や接客も含めて、先輩が一つひとつ丁寧に見てくださるので、乗り越えるたびに成長を実感できました。

 

編集部:一番大変だったのは?

 

 

岩城:1番の難関は「似合わせ」でした。SCREENでは、実際のお客さまを想定してスタイルチェンジの似合わせカットを行う技術テストがあります。どんなお客さま、どんなジャンルや年齢層にも幅広く対応できるスキルを磨くために、さまざまなスタイルを先輩がマンツーマンでチェックしてくれます。

もともと学生時代から、ワインディングなどの決められた形を丁寧に仕上げることは得意でしたが、「似合わせ」というデザイン力の壁に直面し、約半年間じっくり取り組みました。一つひとつ丁寧に、わかるまで指導してくれた先輩方のおかげで、無事全てのスタイルで合格をいただくことができました。

実際にデビューした今だからこそ、あのテストに向き合った経験が、いかに自分の力になっているかを実感できます。

さまざまなスタイリストの方々にご指導をいただきながら「似合わせ力」を磨けたからこそ、今はお客さま一人ひとりに自信を持って技術を提供できています。

 

 

>デビュー試験は“一人ヘアショー”という舞台

 

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