最速デビュー!ロケットスターター美容師 SKILL編 “負けたくない”という覚悟が導いた、異次元の努力量。狂気的努力でつかんだスピード昇格
緊張で手が震え、最終チェックに不合格……!

編集部:最終チェックはどのような感じでしたか?
小林:代表と店長陣にゼロ距離で囲まれてカットする形式で、緊張で手が震えました。普段できていたカットラインの精度が甘くなってしまい、一度目は不合格。悔しかったですね。「2週間で15人切ってこい」と言われ、そこからカットの細部のクォリティも、時間の使い方も徹底的に見直し、精度を高めて再挑戦。無事に合格できたときは、号泣でした。あの期間は間違いなく自分を極限まで追い込んでいたと思います。でも、あの時間があったから今の自分がある。そう断言できます。
編集部:デビューが決まった喜びはまず誰に知らせましたか?

小林:まずは、お母さんに電話しました。僕、めちゃくちゃ母親が好きなんですよ(笑)。マザコンっていうより、単純に尊敬してるというか。美容師を一度辞めたことも派遣で働くことも、しんどいことも全部話していました。
電話したら「よかったね」って。それで号泣しました、僕が(笑)。母は辞めたときも「自分の好きなことやりな」って言ってくれる人なんです。否定しないんですよ。でもちゃんと見守ってくれている。だからこそ、絶対に結果で返したいと思っていました。
デビュー後はまさに破竹の勢い

編集部:デビュー後の活躍についても教えてください!
小林:デビュー初月の売上は85万円でした。正直、自分でもびっくりしました。アシスタント時代から、毎日SNSを投稿していたので、「待ってました」って来てくれるお客さまが結構いたんです。
まだデビューしたてで、技術も先輩より上手いわけじゃない。でも、「小林に切ってほしい」って来てくれる。それが本当にうれしかったですね。3カ月で130万円、半年で250万円。12月は400万円までいきました。
やったことは、めちゃくちゃシンプルです。まず、とにかくリピート率を上げることに振り切りました。デビュー直後からの3カ月間は、目の前のお客さまに全集中でした。リターン率を毎月測って、どうすればもう一回来てくれるのかだけを考えていました。ちなみに今は顧客リターン率が96%くらいあります。

編集部:驚異的なリターン率ですね。
小林:特別なことはしていないですが、ちょっとした動きや会話で意識していることはあります。例えば、席に入るときは必ず右側から。人間って心臓が左にあるから、左側から入られるより安心するらしいんですよ。あとは、話の流れでお客さまが「そうなんですよ」と口に出して言える共感ポイントをたくさん作ること。そうすることで人は親近感を覚えるそうなんです。そういう心理的な部分も意識しています。でも結局は、お客さまに寄り添うことが一番大事だと思います。
編集部:最後にこれからの意気込みを教えてください。

小林: 僕は一度、美容師を辞めています。逃げた過去があるからこそ、今がある。だからこれからも、「あのとき戻ってよかった」ってずっと思い続けられる自分でいたいです。
岩本のようにカミカリスマを獲りたいですし、業界にちゃんと影響を与えられる存在になりたい。SNSでも、技術でも、セミナーでも、「あいつちょっと違うな」って思われる美容師になりたいですね。

- プロフィール
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SKILL 渋谷メンズサロン/店長
小林 圭祐(こばやし・けいすけ)
茨城県出身。国際テクニカル美容専門学校卒業。新卒でメンズ有名サロンに入社するも、挫折を経験し一度は美容師を離れる。その後、美容師として再起を決意しSKILLへ。入社から約10〜11カ月でスタイリストデビューを果たす。初月売上85万円、半年で250万円、最高月商400万円を達成。現在は24歳で店長を務める。
Instagram:@keisuke_skill
(文/外山武史 撮影/菊池麻美)