最速デビュー!ロケットスターター美容師 stair:case編 1年8カ月、練習漬けで“最後の砦”を突破したカラーリスト・牛込萌香さん
アイリストを兼業し、売上が4倍以上に

編集部:デビューが決まったときの気持ちは?
牛込:半年も黒染め剥がしに苦しんでいましたし、デビューをあきらめかけたこともあったので、「やっと抜け出せた!」という晴れやかな気持ちでした。周りから「やっとだね、おめでとう!」と言ってもらえたのも嬉しかったです。
編集部:デビュー後は順調でしたか?
牛込:全然でした。うちは歴10年以上のベテランカラーリストが多いので、集客サイトでも経験の浅い私の指名はなかなか入らなくて。初月売上は先輩のお客さまを引き継いでも30万円ほどでした。

編集部:そこからどうやって?
牛込:SNSもやろうと思ったんですが、三日坊主で(笑)。自分には集客サイトが合っていると思い、そこに注力しました。あとは知り合いの紹介と、フリーのお客さまには必ず名刺を渡して指名につなげる工夫をしました。「インスタでDMをもらえれば、事前相談もできます」とお伝えして。
編集部:デビュー後に、アイラッシュも始めたそうですね。
牛込:学生時代にマツエクの検定を取っていて、もともと興味はあったんです。オーナーから「アイをやらない?」と声をかけてもらい、講習を受けました。今はまつげパーマと眉毛ワックスを兼務しています。

編集部:お客さまの反応は?
牛込:「まつげもできるの?」と喜んでいただけたり、アイで来た方が「髪もお願いしたい」と言ってくださったり。相乗効果で、売上も140万円まで伸びました。1日予約がびっしり埋まる日も増えてきましたが、まだ余力はあります。さらにお客さまを増やしていきたいですね。
2カ月以内にカットデビューも目標

編集部:現在はカットも練習中だとか。
牛込:はい。最初はカラーリストに専念するつもりでしたが、「全部お願いしたい」と言ってくださるお客さまのために、カットもできた方がいいと思うようになりました。カリキュラムは8割終了していて、残すところあと2割。2カ月以内の合格を目標にしています。

編集部:サロンワークをフルでこなしながら練習を続けるのは、大変ではないですか?
牛込:練習そのものが大変だと感じることはあまりありません。ひたすら取り組むことには慣れているんです。高校時代は全国大会常連校だった吹奏楽部に所属していて、朝7時から夜10時まで練習するのが日常でした。美容師も技術職なので、練習するのは当たり前だと思っています。アシスタント時代はほぼ毎日終電で、帰れない日はホテルに泊まることもありましたが。先輩たちも必死でしたし、練習面でもたくさん支えてもらいました。今振り返ると、環境に恵まれていたなと思います。
編集部:どんな美容師を目指していますか?
牛込:お客さまが安心して、何でも任せられる美容師です。着付けの免許も持っているので、美容の技術を幅広く身につけて、「ここに来れば全部できる」と思ってもらえる存在を目指したいです。

- プロフィール
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stair:case/スタイリスト
牛込 萌香(うしごめもえか)
埼玉県出身。山野美容専門学校卒業後、都内2店舗を経て2021年にstair:case入社。難関カリキュラムを突破し、歴代最速の1年8カ月でカラーリストデビュー。アイリストも兼業し、月売上140万円超えを達成。現在はスタイリストデビューを目指し、カット練習に励んでいる。
Instagram:@ushigome_color
(文/織田みゆき 撮影/菊池麻美)