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【Heaka AVEDAのレセプショニストになった小池里佳さん】
接客が好き。一旦離れた美容業界に、今度はサポート役として

―小池さんは新卒で有名店に入社して、1年後にアパレル業界に転職されたそうですね。美容師の仕事から離れた理由は、何でしたか?
お客さまが溢れる有名店で働いていたので、あまりの忙しさに、当時はいっぱいいっぱいでした。この状況から逃げたいという気持ちが大きかったです。これから自分がどんな仕事をしていきたいのかを真剣に考えたときに、「自分は技術者ではなく、接客業が好きなんだな」と思って、それでアパレルに転職しました。そこで6年働いたのち、友人が働いていた(株)Tucciを紹介してもらって、Heaka AVEDA東京ガーデンテラス店のレセプショニストとして働くことになりました。以前からヘアモデルで何度か来店していたので、素敵なサロンだなという印象はあったんですが、レセプションの仕事はお客さまと接することもできますし、美容師を輝かせるためのサポートという役目もあります。これまでのキャリアを活かせる仕事だなと思ったので、転職することにしました。

―レセプショニストの仕事は、具体的にはどのような業務内容がありますか?
電話対応やお客さまの予約管理、お会計、併設しているショップの販売業務、そして商品のディスプレイなどを担当しています。店舗全体でスタッフは20名近くいますが、とにかく一人ひとりのプロ意識が高く、お互いを高め合えるような良好な人間関係も魅力です。今年で14年目になりますが、この仕事をやめたいなと思ったことは一度もないんですよ。こうして長く続けてこられたのは、やはり環境が良かったからだと思います。毎日いろんなお客さまと接することができますし、ありがたいことに私の顔と名前を覚えてくださっているお客さまも多くて、帰りがけに「今日は会えて嬉しかった」などというお声がけもいただいたり。この仕事をしていて良かったな、と思う瞬間ですよね。

―名前まで覚えてもらうには、それなりの努力もされたのでは?
レセプショニストは、どうしても「受付とお会計をしてくれる人」という印象に留まりがちですよね。でも私はそこから抜け出したいと思っていました。お客さまの中で「顔と名前が浮かぶ存在」になることはものすごく大きな意味のあることだと思い、そこを目指して接客してきましたし、今もその姿勢は変わりません。お客さまと私の関係性が強くなることで、技術者も接客がしやすくなって、お客さまをより一層任せやすくなると思うんですよ。お客さまと接する時間は限られているので、できるだけお客さまに話しかけて、会話を大切にするように心がけています。
「あの人がいるから行くのが楽しみ」と思われる仕事を目指す

―お客さまとの接客の際、心がけていることはありますか?
当サロンは30代から40代、それ以上の世代がメインの客層ですし、紀尾井町という土地柄、洗練された上質なサービスを求めて来店される方が多いんですね。それなりのサービスを他店でいろいろと経験されている方が多いので、そのステージに自分を高めておく必要性はいつも感じています。主役ではなく補佐的な要素の強い仕事ではありますが、「あの人がいるからサロンに行くのが楽しみだな」と思っていただけるような仕事を心がけてますね。

―この仕事の一番大切な要素は、何だと思いますか?
お客さまへの”印象”が一番大事になってくるので、「この仕事が好きだな」という想いを大切に働くと魅力的に映るんじゃないかなと思います。仕事をやらされている感覚で働いていると、どうしてもお客さまに伝わってしまうので。人と接することが好きだったり、会話をするのが好きだったり、そういう気持ちが大事かなと思います。AVEDA製品の知識は定期的な社内講習会で吸収できますし、勉強会でアップデートもできますから全く心配はいらないですよ。

―どんな方と一緒に働きたいですか?
私は同じ空間で同じ目線に立ち、毎日一緒に楽しめる仲間探しをしたいなと思っています。美容師経験がある方であれば、技術者の気持ちに寄り添えるのかなと思うので、少しでもこの仕事に興味がある方は、ぜひ飛び込んでみてください。

株式会社Tucci/Heaka AVEDA東京ガーデンテラス レセプショニスト
小池 里佳(こいけりか)
群馬県出身。窪田理容美容専門学校の在学中からヘアモデルとして活躍。卒業後は都内有名店に入社。1年後、アパレル業界に転職して6年間接客に携わる。2011年、『Heaka AVEDA東京ガーデンテラス』を運営する株式会社Tucciに入社。サロンの顔であるレセプショニストとして活躍中。
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