3年前は想像もできなかった未来を、僕は今生きている

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葉のヘアサロンに勤めたのち、人気サロンAKROSを経て、SMILOOPに加入した長友蓮(ながともれん)さん。SMILOOPは、SNSで絶大な人気を誇る美容師砂川勇斗(すなかわゆうと)さん率いるヘアサロンです。長友さんは、23歳にしてサロンワーク、ヘアメイク、店舗運営と、さまざまな経験を積んでいます。「数年前までサロンの知識ゼロ。千葉で暮らしていた僕が、毎日原宿のSMILOOPで夜遅くまで働いている…なんだか不思議な感覚です」と話す長友さん。そんな彼の激動の3年間に迫りました。

 


 

 

美容師を目指しているのに、サロンが超苦手だった

 

昔の僕はヘアサロンが苦手でした。なぜか、いつもマッシュルームカットにされるし、慣れない空間で緊張するし…実は美容専門学校時代も親に髪を切ってもらっていたんですよ。

 

「サロンを知らない人が就職活動なんてできるわけがない」と専門学校の先生に言われて、就職活動の時期にようやくヘアカタログを見ながらサロンを調べるように。ちょっと遅すぎますよね(笑)。動き出しが遅すぎたせいで、就職先が決まらないまま卒業…。ニートになるのは嫌だったので、ひとまず地元千葉の大型サロンで勤めることになりました。

 

本当は都内の有名店で働きたいと思っていたので、すぐ転職するつもりだったんです。腰掛けみたいで申し訳なかったと思います。ところが、就職した千葉のサロンの居心地がすごくよくて。先輩もみんな面倒見がいいし、お互いを褒め合う社風をとても気に入っていました。でもやっぱり、地域密着型のサロンだったので、やりたい客層とは違うし、撮影も少ないし、ちょっと違うなと思っていて…。だから休日は毎週のように都内の有名店に行っていました。

 

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メンズに強いサロンを中心に、いろいろな人に切ってもらいましたが、そのなかで一番すごいと思ったのがAKROSの松本拓馬さんです。カットがとにかく速いし、めちゃくちゃ上手い。ヘアスタイルのクオリティも高くて、かつて美容を目指していたうちの親も「今日の髪型はすごいね」って驚くレベル。切ってもらったその日から、「AKROSで働きたい」と思うようになりました。

 

ただ、サロンを辞めてからでないとAKROSを受けさせてもらえないので、「落ちたらニートかも…」という不安はありました。でも挑戦しないと何も変わらないと思ったから、前のサロンをキチンと辞めて、ダメ元で面接を受けたんです。美容師2年目の春からAKROSの一員になることができました。

 >キツイこともあるけど、自分の限界を決めたくない

 

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