アシスタント時代から磨いた撮影力で、LIPPSのヒットスタイルメーカーへ! -LIPPS 高嶋 健司さん U29次世代美容師-

ラフな対応が多い中、LIPPSだけは美容学生にも丁寧な対応だった

 

 

専門学校時代の一番の思い出は、「サロンワーク」という授業です。学校の中に簡易的な美容室があったので、そこで予約の時間を組んでみんなで模擬的に運営していたんですよ。そこでリーダーをして、学校から評価もされました。

 

パリとロンドンでの海外研修も記憶に残っています。現地で活躍している有名な美容師のヘアショーを見たり、現地のモデルさんでヘアメイクをさせてもらったり。空いた時間に観光したり、レストランで食事マナーを学んだりしたのも楽しかったですね。

 

専門学校を卒業したら、美容師として「上」を目指していきたいと思っていたので、就職活動ではサロンのネームバリューにこだわりました。その上で、フロアの空気感や、雰囲気を重視していましたね。そして、一番重視したのは、仕上がりの満足度。LIPPSに決めたのは、仕上がりが一番よかったんです。

 

「美容学生です」と話すとラフな対応をするサロンもありましたが、LIPPSはそういうことも一切ありませんでした。最初から最後まで丁寧に接客してくれたんです。スタイリストはももちろん、アシスタントの絶妙なタイミングでの声かけにも好感を持ったので、「ここしかないな」と思いました。

 

人気スタイリストのもとで技術とホスピタリティを学ぶ

 

 

入社後に配属されたのが、今働いているLIPPS 吉祥寺annexです。できてからまだ半年も経っていない新しい店舗でした。先輩たちよりも朝早く出勤し、鍵を開けて、掃除をする。朝早くから夜遅くまで働くのは初めてでしたから、身体を慣らすのが大変でしたね。その当時はまだスタッフ数が少なかったので、最初からマテリアルを管理する係を任せてもらいました。届いたものの検品と在庫管理がメインです。

 

LIPPSにはメンズのイメージが強いと思いますが、僕がついたスタイリストNOMUは客層が幅広かったので、接客のバリエーションを増やしていくことに苦労したことを覚えています。男性も女性も、学生も年配の方もいました。

 

NOMUのチームでは毎日、サロンワーク後に反省会をするんです。技術の話に加えて、お客さまの情報を共有して、いかにしてホスピタリティの高い接客をしていくか話し合っていました。

 

仕事に関してはとことん厳しい人でしたが、最初についたのがNOMUで本当によかったと思います。技術の質とスピードに関してはもちろん、アシスタントが接客中のお客さまの様子に気を配っていました。細かなやりとりもちゃんと見ていて、お客さまが帰ったあと、「あそこは笑うタイミングじゃないよ」と指摘されることもありました。

 

>デビュー当時はSNSに頼らず、フリー客をコツコツと顧客化した

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