美容師のやりがいはどこにある? Peopleと歩んだ13年。加藤梨奈さんの学びの原動力は、大切なお客さまとの関係を繋ぐこと―天職WOMAN―

かわいさの正解は一つじゃない。それがスタイル作りの何よりの楽しさ

 

 

私はかっこいい女性像が好きで、かっこよさ80%+かわいさ20%くらいを意識してスタイル作りをしています。私の打ち出すスタイルに共通しているのはその空気感で、カラーや、レングスはお客さまによってさまざま。ハイトーンも好きで、その中でも、彩度が高いカラーは自分の武器の一つです。

 

私がやり始めた当初、社内にはベージュ系やブロンドなどを提案するスタイリストが多く、ペールカラーを打ち出しているスタッフはいなくて。サロン内で使用できる材料も限られていたのですが、自分でカラー剤を買ったりして独学で勉強しました。ハイトーンの美容師の友達に来てもらったり、モデルさんにエクステをつけて染めてみたり……試行錯誤していましたね。それが形になり、少しずつお客さまからオーダーをいただくようになりました。

 

 

そうして地道な努力を積み重ねることは、今や私にとって一つの習慣になっています。peopleはスタイリストデビューしたあとも、自由参加の研究会があって、私はそれがすごく楽しくて大好きなんです。研究会の内容は都度変わり、海外の美容師さんが作るヘアスタイルを見て「これを切ってみよう」と挑戦したり、少し前には、全員で同じスタイルを同時に切ってみたこともありました。その後に、自分が思う「かわいい」とは何かを言葉にしてプレゼンするんですよ。同じお題なのに、仕上がりはみんな少しずつ違う。正解は一つじゃなく、同じスタイルを切ったからこそ、捉え方の違いが如実に出てすごく面白かったですね。そうした向上心の高さは、うちのお店の大きな特徴だと思います。

 

加えて、私は今も勉強のために朝練に出ています。代表がカットを見てくれて、「こう切った方が早いよ」とか「質感はこう作るといい」とか、具体的に教えてもらえるんです。13年目になってもまだ学ぶ側でいられるのって、ある意味いちばん贅沢な環境なんじゃないかと思います。

 

 

私もここ数年は後輩に教えたり、レッスンを見たりする立場に。でも、お店のやり方や環境が進化して、スタイリストになった今でも「聞ける」「学べる」場所として刺激を受けています。経験を重ねても自分をアップデートできる空気があるから、ここで続けてこられたのだと思います。

 

>原点はいつも“人との関係性”。13年続けて見えた美容師という天職

 

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