今日が人生で1番かわいい! 最強に盛れるヘアアレンジで女の子の背中を押す、あいりさんの美容師マインド

 

 

現在フリーランスとして活躍するあいりさんの肩書はなんと、キラキラ美容師!

発信しているのは、これまでの常識を覆す「バックはもちろん、正面から見たときに一番盛れる」ヘアアレンジです。そのデザインは、推しに会いに行く女の子はもちろんのこと、推される側のアイドルたちにまで支持され、SNSの総フォロワー数は19万人超え&予約困難な超人気美容師に。

美容師としての働き方も、発信するスタイルも自分の“好き”を貫き、かわいくなりたい女の子の背中を日々押しているあいりさん。

そんなあいりさんの現在に至るまでのストーリーや、ヘアアレンジへのこだわりなど、気さくに語っていただきました。

 


 

ジュニアスタイリストで月100万円、原動力になったのは推し活!?

 

 

―あいりさんは関西出身で、就職の際に上京したんですよね。

 

そうです! 美容専門学校で仲の良い友達もみんな上京する予定でしたし、先生にも「あなたは絶対に東京に行ったほうがいい!」と言われたので「じゃあ東京行くか」という感じで決めました。私、高校進学のときも先生に「ここの学校が合っているんじゃない」と言われて入った高校がすごく楽しかったし、東京にも出てきて本当によかったと思ってて。意外と、周りのアドバイスは素直に受け入れるタイプなんです(笑)。

 

 

―新卒ではどんなサロンに入社したんですか?

 

私は10代の頃からずーっと今のようなかわいいスタイルが好きで、オーナーが同じようなスタイルを手掛けていて、好きな女性アイドルやインフルエンサーが通っている表参道のサロンにしました。丸2年程そのサロンで働いてから、今所属しているサロウィンに移った形です。

前社はオーナーと私だけのお店だったので、しっかりとカリキュラムがあるというより、新しいことを教わったらモデルさんで実践、というのを繰り返して技術を身につけていく形。なので、就職してからウィッグで練習したことがないんですよ。

そのときは「もっとちゃんと練習してからモデルさんをやりたいのに」と思っていましたが、振り返るとそのやり方が私にはすごく合っていました。美容師を続けているうちに気付いたのですが、ウィッグでどんなに練習してもお客さまは一人一人髪質が違うし、顔のバランスや似合う色味、悩みもそれぞれ違う。あの環境でレッスンできたのは、今の自分への近道だったんだなと思います。

 

―サロンに同世代のスタッフがいないのは寂しくなかったですか?

 

ちょっと寂しかったです。でも、近くのサロンで同級生が働いていたので、その子たちと結構会っていたんですよ。売上やSNSのフォロワー数もその友人たちと競っていましたし、お互い悩みを相談し合う中で「自分は他の子よりもレッスンの進みが早いのかも?」と気づけたりして、結局は楽しかったです。

 

 

―たしかに、近くで友達が働いていると心強いですよね。デビューまでは順調でしたか?

 

私、2年目でジュニアスタイリストになって、その年の12月には売上が100万円を超えたんですけど、そのお店で正式なスタイリストデビューはしていないんですよ。

 

―え!? 売上100万円って、もはやジュニアスタイリストの数字じゃないような気がしますが……。

 

あはは! ジュニアスタイリストに上がるときもそうだったのですが、オーナーに「スタイリストになる?」って聞かれて「なります」って答えるとスタイリストになれるサロンだったんですよ。そのときはあんまり自信がなくて、まだジュニアスタイリストでいいや、と考えていました。

 

 

あと売上100万円というのは、理由があって。私、推しの男性アイドルがいるのですが、そのアイドルのライブにどうしても行きたかったんです。ライブって土日が多いからなかなか休めないじゃないですか。そんな中、「売上が100万円もあれば好きな時に休めるんじゃないか?」と思って頑張っていました!(笑)

街でお客様をハントするとかはなくて、インスタで自分好みの可愛い女の子にDMして、撮影や施術をさせて貰っていましたね。当時は、集客のために営業前に毎朝モデルさんを呼んで撮影もしていました。

 

―そういうことだったんですね。当時から、Instagramのフォロワー数は多かったですか?

 

まったくそんなことなくて、前社を辞めたときで2700人くらいでした。その頃から、投稿の内容はヘアアレンジがメインです。数はそんなに多くなかったですが、フォロワーさんがほぼ全員日本に住んでいる女性だったので、集客面では効果的だったんですよね。

 

>推しに会いに行く日こそ、「正面から見て盛れるヘアアレンジ」がいい!

 

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