自分のペースで無理なく叶う早期デビュー! Floren(フローレン)のアカデミー教育に迫る!

アカデミーと早期デビューを掲げることで採用のミスマッチが減り、スタッフとの信頼関係が築かれる

 

 

―ここからは、教育担当としてアカデミーの講師も務める、長浜さんに話を伺います。Florenのアカデミー制度は、どのようにしてスタートしたのでしょうか?

 

プロフィール           

hair+resort valentine/マネージャー

長浜 里香(ながはま りか)

京都府出身。京都美容専門学校卒業。2社を経て、2015年Florenに入社。サロンワークの傍ら、新卒生の教育担当としても辣腕をふるう。

 

長浜:もともと、中途採用のアシスタントに向けてのカリキュラムはあったのですが、社会人経験のない新卒生の採用とカリキュラムは、今レッスンを受ている子たちで2代目になります。教育チームで話し合いながらカリキュラムや進め方は決めているのですが、1年目のときの経験を踏まえて、ブラッシュアップも行っています。

 

―ブラッシュアップというのは、具体的にどのような内容ですか?

 

長浜:今はいつ何のチェックを受けるかを、ある程度幅を持たせた期間の中で、それぞれのアシスタントが自分で決めることにしました。すると、自分で決めた目標を達成するために、いつ、どれくらい練習をするのかも自分で決めることができるので、自主性につながるんですよね。でも、1年目のアカデミー制度では、とにかく全員でカリキュラムの足並みを揃えることを重視していたんです。そうすると、進みが早い子は遅い子のことを待っていなければなくなるし、遅い子にとってはプレッシャーも生まれてしまうんですよね。結果として、自分がいつ、どれくらい練習するのかを自ら計画することができなくなってしまいました。そういったあり方は、Florenらしくないと反省し、今のやり方に活かしました。

 

 

―アシスタントの方たちも、自分でスケジューリングして練習していると話していました! ずばり、アカデミー制度と早期デビューのメリットはどんなところにありますか?

 

長浜:デビューまでの期間が何年もあるとその間に辞めてしまうというのは美容業界の課題としてありますよね。一方で、早期デビューとなると、新卒生もそれを目指して入社してきますし、私たち講師陣も短期間でしっかり教えるという体制が出来上がっているので、お互いの目的がしっかり一致しているんですよね。なんのためにやっているのかが明確で、デビューするためには何が足りないのか? 何をすればいいのか? 短期間の中で最大限にできることが明確になっているので、それができている以上、離職にも繋がりにくいんじゃないかと考えています。

 

 

―今、新卒のアシスタントはZ世代になりますが、その世代への教育について、どんなことを重要視していますか?

 

長浜:今は、インターネットで調べたら何でも出てくる時代ですよね。それは、美容師にとっての技術も同じで、情報が溢れています。簡単に情報が手に入る時代だからこそ、自分がリアルに教えられたこと、見たこと、感じたことをその場でしっかり学んでほしいと考えて接するようにしています。

 

―実際にあるものを間近で見て手を動かすことはやっぱり大事ですよね。最後に、長浜さんは、アシスタントの方たちにどんな美容師になってほしいと考えながら教育にあたっていますか?

 

長浜:アカデミー制度と早期デビューのカリキュラムは、デビューだけが目的ではなく、お客さまに支持されるスタイリストになることを目標にしています。私自身、20年以上になる美容師歴の中で、長年にわたって人生に寄り添わせてもらっているな、というお客さまがいらっしゃいますし、そのことが励みになっています。

アシスタントたちも、長きに渡って良い美容人生を歩めるように、デビュー後も教育担当として模索していこうと考えています。

 

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